植え込み型心臓ペースメーカー又は植え込み型除細動器(ICD)などの医療電気機器を使用している方は、充電がそうした機器に及ぼす影響について医療電気機器製造業者に確認してから充電作業を行ってください。
植え込み型心臓ペースメーカー又は植え込み型除細動器(ICD)などの医療電気機器を使用している方は、充電中に次のことをお守りください。
車内にとどまらないでください。
物を取るときなどに、ラゲッジルームを含めた車内に入り込まないでください。
お子さまなど不慣れな方だけで充電作業を行ったり、充電ケーブル(EVSE)を幼児の手の届くところで使わないでください。
充電ポート・充電コネクタ・プラグ・コンセントの金属製接点には触れないでください。
充電する前に、充電ポート・充電コネクタ・プラグ部分に水分・サビ・腐食がないこと、及び異物が入っていたり、損傷していたりしないことを確認してください。損傷などが見られる場合は、充電を行わないでください。
充電ポート又は充電機器の分解・修理・改造は、絶対にしないでください。
異臭又は煙など、充電中の異常に気づいたときは、ただちに充電を中止してください。
雷が鳴りだしたときは、充電中でも車両及び充電機器には触らないでください。落雷による感電などのおそれがあります。
充電中は、モータールーム内の冷却用ファンが突然回転し始める場合があります。手足や衣類・アクセサリー類などが接触したり、巻き込まれたりしないよう注意してください。
充電ケーブル(EVSE)のケース下側についているベルトは、ラゲッジボード下のフックに確実に通してください。フックにベルトが確実に通されていないと、事故などでケースが飛び出すおそれがあります。
充電機器の損傷を防ぐために、次の点に注意してください。
充電機器に強い衝撃をあたえない
無理に引っぱる・ねじる・折り曲げるなど、ケーブル部分に負担をかけない
ケーブル部分を踏みつけたり、引きずったりしない
充電機器は、ヒーターなどの温度が高くなるものに近づけない
充電終了後は、充電ポートのキャップを必ず閉めてください。キャップを閉めずに充電ポートリッドを閉めると、水やゴミが充電ポートに入って故障の原因となります。
車両にボディカバーをかけたまま充電しないでください。(リーフ純正ボディーカバーを除く)
リチウムイオンバッテリーを充電しながら12Vバッテリーにブースターケーブルを接続しないでください。 車両又は充電機器が破損するおそれがあります。
車両を動かすときは、必ず充電コネクタが車両から取り外されていることを確認してください。充電コネクタが根元まで差されておらずロックがかかっていない場合、走行可能状態にできるため、車両が発進して思わぬ事故につながるおそれがあります。
充電を開始するときは、必ず電源ポジションを一度OFFにしてください。電源ポジションがOFF以外のときは、車両に充電コネクタを接続しても、充電を開始することができません。
安全のため、走行可能状態のときに充電コネクタが接続されると、電源ポジションは自動的にONに切り替わります。この状態のままでは充電は開始されませんので、必ず電源ポジションを一度OFFにしてください。
外気温が0℃以下のときは、通常よりも充電時間が長くなったり、リチウムイオンバッテリーの充電量が低下する場合があります。
長期間、車両を保管しているとリチウムイオンバッテリーは徐々に放電します。 リチウムイオンバッテリーを良好な状態で維持するためには、3ヶ月に1回はロングライフモードで充電してください。 ロングライフモードによる充電方法については、 タイマー充電 をお読みください。 バッテリー残量警告灯が点灯したときは、ただちに充電してください。
充電中は、電源ポジションをONにしてエアコンやナビゲーションシステムを使用できます。 ただし、それらの操作によって電力が消費されるため、充電時間は通常よりも長くなります。
充電中に停電が発生したときは、電力の復旧と同時に充電も自動的に再開されます。
リモート機能でエアコンを作動させるときは、リチウムイオンバッテリーの電力を節約するために充電ケーブルを接続しておくことをおすすめします。
充電ポートが凍結したときは、解凍してから充電コネクタの接続又は取り外しを行ってください。凍結したまま充電コネクタの接続又は取り外しを行うと、故障の原因になります。
充電コネクタや充電ポートに異物が入り接続ができなくなったときは、無理に接続しようとはせず日産販売会社にご連絡ください。 無理に接続しようとすると、充電装置と車両が破損するおそれがあります。
充電ポートには排水用の穴があります。この穴が詰まったりして充電ポート内に水が溜まったときは、充電を行わずに日産販売会社にご連絡ください。