後記
 



 初めて外国でのモーターショーを経験したのだが、とても楽しかった。 東京モーターショーでは、いつも当事者になるのでショー用の車の準備も大変、なおかつ取材で車をゆっくり楽しむ時間がないので今回のショーを見て、自分がいかに車が好きだというのを、身をもって知ったような気がした。全体的なショーの印象としては、国民性が良くでているという点。


 東京モーターショーと比べてみると、東京モーターショーでは運転席に乗れない車も多い。
だが、こちらでは、どんどんさわって、どんどん乗ってというスタイルに見えた。
  そして、みんな良く見ていくのだ。もちろん、触る。また、指紋がつくと神経質に日本では磨くが、こっちはおかまいなし。アクリルのパネルなど指紋だらけだった。床もゴミが散乱している。でも、何故だかいやな感じがしない。 そんなのは、問題なくて、ただ車を見る場所を提供されているのだというのに気がつく。

写真1
写真2
 また、東京モーターショーの風物詩でもある はでな衣装の女性は、まったくいないし はでなパフォーマンスも少ない。
ひたすら、車、車、なのである。

 後、モーターショー用の一般向けの印刷物を持っている人が少ないように感じた。
東京モーターショーでは、肩にずっしりかかるくらいの パンフレットを持っている人も多くいるが、ここでは 軽いビニール袋に入れたものを、肩から下げている人が多かった。 とにかくフランス人は、車が好きなのだと痛感した。
写真3
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