BSW(後側方車両検知警報)は、車線変更をするとき、隣車線に車両がいる場合に警報によって運転者に注意を促します。
BSW(後側方車両検知警報)は車速約30km/h以上で作動します。
車両後部に取り付けられたレーダーセンサーにより隣車線の車両を検知すると、検知した側のドアミラー付近の表示灯が点灯します。
隣車線の車両を検知しているときに、検知している側に方向指示器を作動させると、警報音が鳴るとともにドアミラー付近の表示灯が点滅します。
※レーンマーカーとは、車線の右側もしくは左側に引かれた線のことを示します。
警告
BSW(後側方車両検知警報)は、ドアミラーによる周囲の検知を代わりに行ったり、車両や障害物との接触を防ぐ機能ではありません。車線変更を行うときは、機能に頼った確認をせず、必ずドアミラーおよびルームミラーで側方および後方の安全を確認してください。
レーダーセンサーには限界がありますので、機能を過信しないでください。道路の状態、天候、交通状況などによりシステムが正常に作動しないことがあります。
知識
ドアミラー付近の表示灯は電源ポジションをONにすると点灯し、数秒後に消灯します。
ドアミラー付近の表示灯の明るさは車両周囲の明るさによって自動的に切り替わります。
方向指示器が作動しているときに、レーダーセンサーにより隣車線の車両を検知した場合には、表示灯は点滅しますが音は鳴りません。
メーター内のディスプレイを「走行支援」に切り替えると、システムの作動状態をドライブコンピューター内で確認することができます。