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タイヤパンク応急修理キットの使いかた

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  1. コンプレッサーの速度制限シールをはがし、運転者の良く見えるところに貼ります。
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    注意

    • ハンドルのセンターパッド部には速度制限シールを貼らないでください。SRSエアバッグが正常に作動しなくなり、重大な傷害につながるおそれがあります。
      また、警告灯やスピードメーターが見えなくなる位置にも貼らないでください。

  2. コンプレッサーからホース(A)と電源プラグ(B)を取り出します。
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  3. コンプレッサーから、ボトルホルダーのキャップを外します。
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  4. 修理剤ボトルのキャップを外し、内ぶたをつけたままボトルホルダーに取り付けます。
    (ボトルホルダーにねじ込むと内ぶたが破れます。)
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  5. パンクしたタイヤのバルブからキャップを外します。
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  6. ホース先端の保護キャップ(C)を外し、ホースをパンクしたタイヤのバルブに確実にねじ込みます。
    このとき、排気バルブ(D)が閉まっていることを確認 してください。
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    注意

    • ホースとタイヤの接続が不十分な場合、空気が漏れたり、修理剤が飛び散るおそれがあります。

  7. コンプレッサーのスイッチがOFF(「○」の位置)にあることを確認し、電源プラグを車室内の電源ソケットに差し込みます。
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  8. 電源ポジションをACCにしてコンプレッサーのスイッチをON(「-」の位置)にし、タイヤを指定空 気圧または180kPa 以上まで昇圧させます。
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    注意

    • 10 分以内に180kPa まで昇圧できない場合は、タイヤがひどい損傷を受けているおそれがあります。
      この場合は、本修理キットで応急修理することはできません。日産販売会社またはJAFなどに連絡してくだ さい。
    • 破裂の危険があるためコンプレッサー作動中はタイヤから離れてくだ さい。亀裂や変形が発生している場合は、ただちにコンプレッサーのスイッチを切り、修理を中止してくだ さい。
    • バルブを介して修理剤を注入するため、圧力が600kPaに達することがありますが異常ではありません。通常は、30秒ほどで下がります。

    アドバイス

    • コンプレッサーは長時間使用すると故障につながるおそれがあるためで、10 分以上連続して作動させないでください。タイヤ空気圧を昇圧できない場合は修理できません。

  9. 指定空気圧または180kPa 以上まで昇圧できたら、コンプレッサーのスイッチを切り、電源プラグを電源ソケットから抜きます。ホースをバルブからすばやく取り外し、ホースに保護キャップを取り付け、バルブにキャップを取り付けます。

    アドバイス

    • ボトル内に残った液剤がこぼれないように、ボトルはボトルホルダーにつけたままにしておいてください。

    知識

    • コンプレッサー作動中は、ときどきコンプレッサーを一時停止して、圧力計で空気圧を測定してください。空気圧が高すぎる場合は、排気バルブを反時計回りに回して、空気を抜いてください。
      • タイヤの指定空気圧は、運転席ドア開口部に表示されています。

  10. 修理剤をタイヤ内に広げるため、10分間または3km程度走行してください。80km/h以下の速度で注意深く運転してください。

    注意

    • 空気を入れたあとは、ホースの口金が熱くなることがあります。やけどをしないように注意してください。
    • 走行するときは、低速で慎重に運転してください。特にカーブや旋回時には注意してください。

  11. 走行後、再度コンプレッサーのスイッチがOFF(「○」の位置)にあることを確認し、コンプレッサーのホースをタイヤのバルブに取り付け、コンプレッサーに付属している空気圧計でタイヤ空気圧をチェックしてください。

    注意

    • 空気圧が130kPa以下に低下したり、手順の7 ~ 10を繰り返しても空気圧が低下したりする場合は、本修理キットによる応急修理はできません。運転を中止して日産販売会社またはJAFなどのロードサービスに連絡してください。

  12. 指定空気圧より低下していたら、再度指定空気圧まで昇圧してください。
    空気圧が低下していなければ、応急修理は完了です。
    修理完了後は、すみやかに日産販売会社または専門の修理業者まで慎重に運転してください。

注意

修理キットについて 
  • 応急修理キットは、必ず日産純正品を使用してください。
  • 応急修理キットは、搭載車両専用です。他の車には使用しないでください。
  • 応急修理キットは自動車用タイヤの空気充てんや空気圧チェック以外で使用しないでください。
  • 応急修理キットはDC12V専用です。他の電源での使用はできません。
  • 水やほこりを避けて使用してください。
  • 分解、改造などは絶対にしないでください。
  • コンプレッサーに衝撃を与えないでください。故障の原因となります。
  • お子さまが誤って手を触れないように注意してください。
修理剤について 
  • 飲むと健康に害があります。万一誤って飲んだ場合は、できるだけたくさんの水を飲み、ただちに医師の診療を受けてください。
  • 万一目や皮膚に付着した場合には、水でよく洗い流してください。それでも異常を感じたときは、医師の診療を受けてください。

アドバイス

  • 応急修理後の恒久修理のとき、パンク穴を発見できないために恒久修理 できないことがあります。そのまま走行を続ける場合は、こまめに空気圧をチェックしてください。頻繁に空気圧の低下がみられるときは、日産販売会社または修理業者で点検を 受けてください。

知識

  • 修理剤を使用したタイヤは、新しいタイヤに交換されることをおすすめします。
  • 修理・再使用される場合は、専門の修理業者と相談してください。
  • ホイールは付着した修理剤をふき取れば再使用できますが、バルブは新しいものと交換してください。
  • 修理剤とホースは再使用できません。使用後は新しい修理剤とホースをお求めください。詳しくは日産販売会社にご相談ください。

 

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