進化し続けるクルマにあわせ、整備士としてレベルアップしたかった。

テクニカルスタッフ (TS)

2011年入社/中途採用

STAFF VOICE

幅広いスキルを身につけ
クルマの修理に深く関わる

もともとクルマの整備が好きで、学校を卒業してから地元の自動車整備工場に整備士として就職しました。そこでは多種多様なメーカーのクルマに携われて楽しかったのですが、時代とともにクルマも進化していき、メーカーの正規ディーラーの整備工場でなければ対応できない修理が増えていったのです。もっとクルマについて勉強し、整備に深く関わりたいという想いから「メーカーの正規ディーラーの整備士へ転職しよう」と決意しました。
ちょうど当時は、世界初の量産型EVである日産リーフが発売されたばかりで、「整備士として最先端技術を学べる」と思い、転職先は日産のディーラーに決めました。実際に転職してからは、エンジンやトランスミッションといったクルマの機構部分だけでなく、電気自動車のリチウムイオンバッテリーなどの知識も磨くことができ、整備士として幅広いスキルを身につけられていると感じています。

誠意ある対応がお客さまからの感謝や信頼につながる

日産のディーラーでテクニカルスタッフ(TS)として働き始めて戸惑ったことは、「お客さまとの会話量の多さ」かもしれません。前職では黙々と整備だけを行っていましたが、TSは不具合の詳細や見積もりを、お客さまへ直接伝える必要があります。正直、当初はお客さまと話すことに苦手意識がありました。そんな私でも、お客さまへ懸命に修理内容を伝えると「丁寧に説明してくれてありがとう」とお礼を言っていただけることも。お客さまからの感謝の言葉が何よりもモチベーションにつながっています。
また、お客さまとのコミュニケーションで気を付けているのは「様子を見ましょう」という言葉を使わないこと。お客さまは何かに悩んで修理のご依頼をしていただいているので、TSとしては「様子見」で終わらせず誠実に対応しなければなりません。不具合の原因を見つける作業は一筋縄ではいかないことも多いですが、整備要領書を調べたり、仲間と一緒に考えたりしながら、お客さまが安心してクルマへ乗り続けられるよう尽力しています。

「技術の日産」という最先端で活躍し続けられるように

日産にはTSとしてお客さまに誠実に向き合い続けるための教育制度が充実しています。NBC(※1)や日産サービス技術修得制度(※2)、各種eラーニングなど、社員がスキルアップできるプログラムが豊富なため、主体的に知見を身につけられます。
クルマの技術は日々進歩しており、それに伴って整備内容もどんどん複雑化していますが、不具合を調査する専用の診断機を通して故障個所を見つけ、効率的に修理できるようにもなっています。「技術の日産」だからこそ、この先も未来のテクノロジーを詰め込んだ、まったく新しいクルマも出てくるでしょう。ただ、整備の手法が変わったとしても、「お客さまが安全にクルマに乗り続けられるようにする」という私たちの役割は変わりません。それに合わせてTSとしてレベルアップし、日産と共に技術の最先端を歩んでいきたいと思っています。

  • ※1:「NISSAN BUSINESS COLLEGE」という日産の研修施設のこと
  • ※2:「お客さまに満足いただけるサービスの提供」を目指し、TS(テクニカルスタッフ)を技術の内容に応じて育成する制度