九州工場見学
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 溶接(工程の詳細はこちらへ)

溶接の様子おねえさん テラノ君

  テラノ君、こんなに火花が散っているわよ。

  大丈夫だよ。
  ちょっと熱かったけどこうやってボクも生まれたんだ。
プレスで作ったいくつもの部品を
自動溶接ロボットですばやく組み立てるのがここだ。
インテリジェント車体組立システム(IBS=Intelligent Body Assembly System)という最先端の技術でマーチからシーマまでいろいろなサイズのクルマを作ることができるんだよ。
自動計測システムで、ボディの精度が高く保たれるのも特徴だね。
なんと溶接点数はパルサークラスで約3.000点もあるんだよ!

溶接ロボットムービー
溶接ロボットムービー(2.9MB)
画像をクリックするとムービーをダウンロードできます。
(QuickTime Movie)


ムービーを見てもらうとよくわかると思うけど、
ボディ搬送電車に乗せられてきた車体を、ロボットたちが一斉に溶接しているよね。
火花が勢いよく飛び散って、
まるでクルマの中でロボットがレーザー銃でも撃ち合っているみたいだ。
ドアの間からロボットのアームが器用に入って作業をしているけど、
よくぶつからないよね〜。

テラノ君
ネピッド これには秘密があって、NEPID(ネピッド
=Nissan Electronic Programable IDentification)

という車両検知タグという黄色いものがクルマに付けられているんだ。

運ばれてきたクルマのNEPIDをセンサで読みとり、ロボットは「あ、これはパルサーだな!」と判断するわけなんだ。
そうしてロボットはあらかじめプログラムされていたパルサーのサイズに合わせて作業をするんだ。
だからこんなに器用に複雑な作業ができるんだね。

クルマによってこのNEPIDを付け替えれば、ロボットはちゃんと溶接してくれるんだ。
すごいね〜!!!

増し打ちムービー
増し打ちムービー(4.5MB)
画像をクリックするとムービーをダウンロードできます。
(QuickTime Movie)


高原さん
テラノ君    あ、技術課の高原さん、こんにちは。
   今は何をしているところなんですか?

   機械の入らない細かい部分を溶接しているんだよ。
   人間とロボットが作業分担をしているんだよ。



手での溶接 また、ここの溶接ラインでは
いっぺんに16台のロボットで溶接するステージがあるんだけど、
こうすることによって
工場のラインの長さを短くすることができるんだ。
このように機械が入らない場所は、人の手で溶接しているんだよ。
ホワイトボディ
さあ、だいぶクルマらしくなってきたね。
これを「ホワイトボディ」っていうんだ。

 テラノ君 ホワイトボディを手で念入りにチェック!

おねえさん
  テラノ君、私たちお腹すいちゃった。
  そうそう、九州工場には自慢のレストランがあるのよ。
  私たちはちょっとお昼ご飯を食べに行って来るので、
  しばらくのあいだ、案内はテラノ君お願いね。
  おねえさん、まかしといて! テラノ君

次は色を塗る塗装だよ。

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