シートベルトの素材や部品の進化
私たちをイザという時に保護してくれるシートベルトも、誕生からいろいろ進化していることが分かりました。それではシートベルトの素材や部品はどうなのでしょうか。調べるとやはり技術の進歩とともにより完成度が高くなってきています。まずシートベルトの素材は、ポリアミドからポリエステルへと移り変わってきています。さらに大きな力がかかった時、切れないのはもちろん、伸びて細くなり人体に食い込まないよう、しっかり帯状を保つように織り方にも高度な技術が活かされています。さらにクルマのボディとシートベルトをつなぐアンカー(金具)やスルーリングにも、耐えられる強度が求められるためクロムモリブデン鋼が使われていて、その素材の開発にも大変な努力が払われています。