腰のシートベルトからどのように進化したのですか。
クルマの性能もさらに進化し、よりスピードがでるようになりました。そういう状況で正面衝突などの事故を起こすと、腰のシートベルトだけですと衝突した瞬間ジャックナイフ(上体だけが前に倒れくの字型になる姿勢)と呼ばれる現象になり、大きな事故では、ハンドルやインストルメントパネルに強く当たって大きなケガや死亡する事故が増えました。そこで腰のシートベルトだけでは十分でなくなり肩からのシートベルトを持った3点式シートベルトが'70年前頃に登場したのです。
豆知識
ステアリングコラムの衝撃吸収構造、インストルメントパネルの衝撃吸収構造、衝撃吸収ボディ構造なども考えられました。