羊の皮を着た狼
1964年に行われた第2回日本グランプリに於いて、当時最新鋭のレースマシン「ポルシェ904GTS」を量産車をベースのスカイラインが抜き去るという快挙遂げた。この活躍が自動車ファンからラブ・コールを生み、2000GT(S54B)が発売された。S54Bはファミリーセダンの実用性を備えながらも、125ps/5600rpm、最高速度180km/hという高性能を誇り、「羊の皮をきた狼」という言葉をも生み出した。