Step 1
クルマをじっくり見て「カッコいい」ポイントを探そう!
まずは、いつもと違う視点からクルマを眺めてみましょう。とくに、より低い位置から360度見てみると、ボディの曲線や、小さなパーツなど普段は気付かなかったところに「カッコいい」ポイントを見つけることができるかもしれません。少なくとも、クルマのまわりを一周し、じっくり観察してみましょう。
Step 2
「角度」にこだわろう!
クルマは撮影する角度や向きによって全く印象が変わります。
Step1で見つけた自分なりの「カッコいい」ポイントを活かして、角度を決めましょう。
定番「7:3」
左右どちらか斜めから撮影。クルマのサイド面が"7"に対し、フロント面(リヤ面)が"3"に(写真参照)。この角度だと、クルマ全体のシルエットをしっかりと写したい時にオススメです。
サイドラインが主役「8:2」
ホイールやサイドのラインを目立たせたい時にオススメ。クルマのサイド面が"8"、フロント面(リヤ面)が"2"に(写真参照)。
迫力が出る「6:4」
フロントフェイスを強調し『6:4』くらいの角度で撮影すると、迫力のある写真になります。
さらにワンポイントアドバイス!
ステアリングを少しだけ切ってホイールをカメラ側に向けるようにすると、より動きのある写真に!
Step 3
「アングル」にこだわろう!
目線の高さを変えることで、写真のイメージも大きく変わります。
自分なりの「カッコいい」ポイントを活かして、アングルを決めましょう。
より立体的に見せる「ハイアングル」
脚立の上からなど、俯瞰的に高い位置から撮影すると、ルーフ部分が写り、より立体的な写真に。
よりスポーティに見せる「ローアングル」
低い位置から撮影すると、安定感のある力強い写真に。スポーツカーなどは、地面に寝そべって撮るくらいの超ローアングルがオススメ!
さらにワンポイントアドバイス!
最近は、スマートフォンのカメラでも、画面をタッチしてピントを合わせることが可能です。
クルマの写真の場合、"フロントグリル"など、クルマの顔に合わせて撮るようにしましょう。
Step 4
人物を入れて撮ってみよう!
記念写真など、人も一緒に入る写真では、立ち位置に気を付けましょう。
クルマのカッコいいポイントを隠さない立ち位置
Step1で見つけた「カッコいい」ポイントを極力隠さないように立ちましょう。たとえば、ステアリングを切って動きを付けている場合はタイヤが見えるミラー横に立つのがオススメ。
番外編
キレイな夕日・朝日と撮ってみよう!
ドライブ先で偶然出会ったキレイな夕日や朝日、クルマと一緒に写真に収められたら最高ですよね!
光の当たるボディをとらえよう!
太陽を背景に入れる構図はステキですが、逆光でクルマが暗く写ってしまうことも。あくまでも、クルマが主役の時には、夕日や朝日を直接背景に入れることにこだわらず、日の光が当たったボディをとらえてみましょう。特に暗い色のクルマは、ボディカラーが映えるので、この手法がオススメです。
今回は一般的なコツをいくつかご紹介させていただきましたが、なにより重要なのは皆さんが「カッコいい」と感じる瞬間を切り取ること。
それぞれの感性を活かして、オリジナリティあふれる写真に、ぜひトライしてみてください。
いい写真が撮れたら、にっちゃん情報局に送ることもお忘れなく!!