走るときの故障診断
以下の症状が現れたらお近くの日産のお店にご相談ください。
乗り心地が悪くなった/走っているときにクルマが安定しない
サスペンションの減衰装置がオイル漏れなどにより十分にはたらかなくなったことが考えられます。
直進安定性が悪くなったり、タイヤの偏摩耗が起こったりします。
また、定期点検を受けていただくことによって消耗品による故障を未然に防ぐことも可能です。
燃費が悪くなった
タイヤの空気圧が不十分なことから転がり抵抗が増し、エンジンやハンドル操作に余分な負荷を与えている可能性があります。
燃費やハンドル操作に影響を与えるだけでなく、パンクもしやすくなります。
燃費が悪くなった原因としてエンジンオイルの極端な劣化が考えられます。
エンジンの大きなトラブルになりかねません。
同時に、エンジンの内部を洗浄しエンジン性能を回復させるエンジンリフレッシュもおすすめです。
また、定期点検を受けていただくことによって消耗品による故障を未然に防ぐことも可能です。
関連商品:エンジンオイル、エンジンリフレッシュ
エンジンから異音がする
マフラーの消音部の損傷により、排気ガス洩れを起こし排気音が十分に消音されていない可能性があります。
損傷がひどくなり、排気音がさらに大きくなったり、マフラーが脱落してしまう可能性もあります。
また、定期点検を受けていただくことによって消耗品による故障を未然に防ぐことも可能です。
エンジンから、各補機類に動力を伝達しているベルトが劣化してしまい、スリップを起こしていることが考えられます。
ベルトが切れてしまい、ハンドルが急に重くなったり、またそのベルトで駆動されている他の装置もはたらかなくなります。
エンジンがかかりづらくなった
バッテリーの劣化によりエンジンを始動するためのスターターモーターを回しづらくなったことが考えられます。
エンジンがかからなくなってしまいます。
燃料を発火させ、エンジンを始動させるスパークプラグの消耗が考えられます。
さらにエンジンがかかりづらくなり、アイドリングも不安定になる恐れがあります。
アクセルを踏んでも加速しない
クラッチ板の摩耗が限度値を超え、エンジンの出力がタイヤを回すトランスミッションに正しく伝わらなかったことが考えられます。
車両が全く動かなくなる恐れがあります。
また、定期点検を受けていただくことによって消耗品による故障を未然に防ぐことも可能です。
リチウムイオンバッテリーの残量が極端に低下しているときや、リチウムイオンバッテリーまたはモーターの温度が極端に高い、などが考えられます。
モーター出力が制限されて、アクセルペダルを踏み込んでも速度が上がらなくなります。