NISSAN MECHANIC CHALLENGE 2021

頂点を獲った整備士たちの挑戦は、つづく。 全国の日産ディーラーから選ばれた整備士たちが、2020年の日本最高の舞台を沸かせ、日産に関わる全整備士の技術力を証明した。日本一の整備士という誇りを胸に、これからも、技術を磨く挑戦はつづいていく。 SUPER GT300 参戦 NISSAN MECHANIC CHALLENGE  NISSAN x 日産自動車大学校 x KONDO Racing Team.
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更新

参加レース

※今年はRd.7 を除く、全7戦に参戦しています。
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富士スピードウェイ

2021年 11月27日(土) ~ 28(日)

シーズンの締めくくりとなる第8戦は静岡県の富士スピードウェイで開催された。今回は全国の販売会社から8名のテクニカルスタッフが参戦。チームスタッフと共にシリーズ優勝に向けて準備を進めてきた。予選17位の56号車は、決勝では冒頭から果敢な走りを披露しポジションを次々と上げていく。レース終盤にかけてライバル勢がアクシデントやマシントラブルに苦しむ中、56号車は順調に走り続けついに5位にまで浮上。最後まで熱い走りを披露し続け、最終的にスタートからなんと12ポジションアップの5位でチェッカー。シリーズ2連覇は逃すこととなったが、シリーズ2位でシーズンを締めくくった。多くのテクニカルスタッフがそれぞれ学びや感動を得てきた2021年の日産メカニックチャレンジも幕を閉じた。


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    藤井 誠人

    埼玉日産自動車株式会社

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    兼平 一志

    日産プリンス埼玉販売株式会社

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    高橋 英臣

    神奈川日産自動車株式会社

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    竹田 祥希

    日産プリンス神奈川販売株式会社

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    北川 紘

    岐阜日産自動車株式会社

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    浅野 剛志

    浜松日産自動車株式会社

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    三浦 直樹

    愛知日産自動車株式会社

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    澤村 謙一郎

    日産プリンス名古屋販売株式会社

01 NISSAN MECHANIC CHALLENGEとは...

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「ひとりでも多くの若者をクルマ好きにしたい」という思いから2019年にスタートした、日産自動車・日産自動車大学校・KONDO RACING が共同で取り組む人財育成プロジェクト。

全国の日産販売店から選抜されたテクニカルスタッフ(以下TS)と日産自動車大学校の学生が、近藤真彦監督率いるKONDO RACING と共に、国内最高峰レースである「SUPER GT・GT300」の舞台に挑む。

TSはレース1週間前から予選、決勝当日までKONDO RACING TEAMと全ての活動を共にする。
日々の業務で培った技術力を武器に、チームの一員としてレーシングカーの整備などを行うことで勝利に貢献するだけでなく、普段の業務では得ることのできないスキルや経験の獲得を目指す。

NMC TRAILER

NMC TRAILER

NISSAN MECHANIC CHALLENGEに参加した整備士に密着取材。 昔から憧れだったピットに、チームの一員として立った時の想い。 張り詰める緊張の中、レーシングカーを整備して感じたもの。 そして、日々の業務にこの経験をどう生かすのかという決意まで。 数々の整備士が踏み出した、新たな挑戦の記録がここに。

02 NISSAN MECHANIC CHALLENGEとは...

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1984年からレーサーとしても活躍していた近藤真彦氏がオーナー兼監督を務めるレーシングチームです。

2000年に「KONDO RACING TEAM」を設立し、フォーミュラ・ニッポンへの参戦を開始。以降2002年から2004年にかけてル・マン24時間レース、2006年からスーパーGT・GT500クラスに参戦。

2012年から日産自動車大学校とのジョイントによるスーパー耐久に参戦。
2019年からはスーパーGT・GT300クラスへと舞台を移し、新たなチャレンジを開始しました。

01 NISSAN MECHANIC CHALLENGEとは...

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1994年に前身の全日本GT選手権が開催されて以降、四半世紀続いているSUPER GTは、街を走る乗用車を元に開発されたツーリングカーの最高峰。
年間37万人以上の観客がサーキットに足を運ぶなど、名実ともに日本のモータースポーツを牽引する存在である。

馬力の違いでGT300とGT500にクラスが分かれているものの、同じサーキット会場で同時にレースを行うため様々な性能のクルマが入り乱れて混戦となるのが見所のひとつ。

とりわけGT300は国産車はもちろん輸入車も多数参加し、駆動方式も多種多様。世界でも有数のマシンバラエティーを有していることも大きな魅力である。