どのようなときに仕事のやりがいを感じますか?
店頭パーツアドバイザーの主な仕事は、お客さまからの電話の問い合わせなどに対応することです。商品について聞かれることが多いのですが、お客さまご自身も、商品名を間違えていたり、他社製品の名前を出されたり、「こういう箇所に使う、こんなもの」と漠然とした内容で問い合わせされる方もいます。そんなときでも、おっしゃっていることを理解して、お客さまに確認して「良く分かったね、ありがとう」と言われるとうれしく、やりがいにつながっています。
仕事をするうえで大切にしていることは
何ですか?
仕事をするうえで一番大切なのは、商品名などを正確に覚えて間違いのないようにお客さまにお届けすることだと思います。ただ数多くの商品があるため、なかなか商品知識が追いついていかないところもあり、勉強する日々を送っています。今の自分にできることは「元気に明るくお客さまに応対すること」だと思って、常に心がけるようにしています。訪問パーツアドバイザーから「お客さまのところに伺ったとき、『あの元気な子』と話のきっかけになることがある」と聞いたので、落ち込んだときでも電話には元気な声で出るようにしています。
心に残る仕事上のエピソードはありますか?
店頭パーツアドバイザーとして初めて仕事をした日に、お客さまからの問い合わせのお電話に出たのですが、何を言われているのか理解できずに何度も聞き直してしまいました。さらにワイパーやドアミラーのように左右で違いがある商品だったにもかかわらず、どちらなのかを聞くのを忘れて、再度電話をかけてお客さまをわずらわせて怒らせてしまいました。その後しばらくは電話に出るのが怖くなりましたが、気持ちを切り替えて確実な応対を心がけているうちに、怒らせた方から信頼を得て「鷹野さん、お願い」と指名していただいたときには本当にうれしかったです。
今後どのような店頭パーツアドバイザーに
なりたいと思っていますか?
今年から、店舗の一番前の席に座って仕事をしています。今はまだまだ仕事も半人前ですが、隣にベテランの先輩が座っているので、先輩の仕事ぶりを参考にして、少しでもお店の顔になれるように頑張っています。クルマや部品に関する知識は男性の方が豊富で頼りになると思っているお客さまもいらっしゃいますが、「鷹野さんに聞けば、何でも答えてくれるよ」と言ってもらえるような、物知りで頼られる店頭パーツアドバイザーを目指しています。
就職活動中の方に向けてメッセージを
お願いします。
最初は接客業を考えてはいなかったのですが、就職課の先生に「向いているんじゃない?」と言われて初めて接客業に興味を持ちました。どのような職業に向いているのか、自分では分からない面もあるので、いろいろな人の意見を参考にすることで道が開けたように思います。会社の情報をいろいろ集め、さらに自分の目で見て聞いて、自分に合う会社を見つけることができました。