Back
BSI(後側方衝突防止支援システム)の使いかた
Search
Home
前頁
目次
次頁
(1)
ナビゲーションシステムの運転支援のメニューでBSI(後側方衝突防止支援システム)をONにしているとき、スイッチを押すとシステムがONになります。
(メーター内のディスプレイのインジケーター(緑色)が点灯します。)
詳しくは、別冊のナビゲーションシステム取扱説明書をお読みください。
(2)
車速が60km/h以上になると、作動を開始します。
警告
次のような状況では、思わぬ事故につながるおそれがありますので、システムを使用しないでください。
悪天候(雨、霧、雪、風など)のとき
凍結路や積雪路など滑りやすい路面を走行するとき
急なカーブ、急な上り坂・下り坂が繰り返されるとき
工事中の道路や車線規制がある道路を走行するとき
車線の幅が狭い道路を走行するとき
摩耗しているタイヤ、空気圧不足のタイヤ、スペアタイヤ、タイヤチェーンを装着しているときや、純正品以外のタイヤを使用しているとき
純正品以外のステアリング部品やサスペンション部品を使用しているとき
レーダーセンサーは次のような障害物は検知しません。
歩行者、自転車、動物など
対向車
次のような車両は、検知できないことがあります。
背の低い車両や、オートバイなどの幅の狭い車両
停車状態から検知範囲に居続ける車両
後方から速い速度で接近してくる車両
自車両により速い速度で追い越される車両
合流や車線変更で自車両の横にほぼ同じ速度で移動してきた車両
次のような場合は、隣の車線の車両を検知できないことがあります。
悪天候(雨、雪、霧、風塵、砂塵、吹雪等)で視界が悪いとき
水、雪、砂などの巻き上げが発生しているとき
雪や氷、泥などがレーダーセンサー周辺に付着しているとき
車線の幅が極端に広い道路を運転する場合、隣の車線の車両を検出できないことがあります。また、車線の幅が極端に狭い道路を運転する場合、2つの隣の車線の車両を検知することがあります。
レーダーセンサーは静止している障害物を検知しないよう設計されていますが、状況によってはガードレール、壁、草木、駐車された車両などを検知してしまうことがあります
次のような状況では、レーンマーカーを正確に検出できず、適切な作動ができない場合があります。
検出しにくいレーンマーカー(不明瞭なレーンマーカー、黄色のレーンマーカー、一般的でないレーンマーカー、水たまり・汚れ・雪などで隠れているレーンマーカー)がある道路を走行するとき
急なカーブのある道路を走行するとき
消されたレーンマーカーがまだ見えている道路を走行するとき
道路上に影、雪、水たまり、わだち、道路のつなぎ目、線状の補修痕などがあるとき(これらのものをレーンマーカーとして検出して警報したり、制御する場合があります)
車線の分岐・合流のある道路を走行したとき
自車がレーンマーカーに対してまっすぐに走行していないとき
先行車との車間距離が短く、車線認識カメラの検出範囲が遮られるとき
雨、雪、汚れなどがフロントガラスに付着しているとき
汚れなどでヘッドランプの明るさが不十分なときやヘッドランプの光軸調整が適切に行われていないとき
前方から強い光(太陽光など)を受けているとき
急な明るさの変化が起こったとき(トンネルの出入り口など)
状況によっては外部の騒音などにより、警報音が聞こえない場合があります。
知識
電源ポジションをONにした直後、ドアミラー付近の表示灯は数秒間点灯します。
表示灯の明るさは、周囲の明るさに応じて自動的に調整されます。
あらかじめ表示灯が点灯した状態で自車両がレーンマーカーに接近すると、警報とステアリング制御の両方が作動します。
ただし、自車両がレーンマーカーと交差してから、検知範囲に車両が入ってきたときは、警報とステアリング制御は作動しません。
BSI(後側方衝突防止支援システム)は、LDP(車線逸脱防止支援システム)よりも必ず先に作動します。
検知範囲について
レーダーセンサーは、自車両の左右にある範囲内にいる車両を検知します。
検知範囲は、自車両のドアミラーからリヤバンパーの後方約3m、車両の側面から横方向に約3mです。
ON/OFFの切り替えかた
ナビゲーションシステムで次の操作をすると、システムのON/OFFが切り替わります。
MENU ⇒ 運転支援 ⇒ 後側方支援 ⇒ BSI(後側方衝突防止支援システム)
知識
ナビゲーションシステムのON/OFF設定は、ハイブリッドシステムを停止しても再度設定を変更するまで、その状態が維持されます。
また、ON/OFFの設定は、ログイン機能によりユーザーごとに設定が保存されます。
詳しくは、別冊のナビゲーションシステム取扱説明書をお読みください。
ログイン機能
Back