運転中に警告灯・表示灯が点灯または点滅したときは、次の対処方法に従ってください。 車両故障のおそれがない表示灯については表示灯をお読みください。
名所
点灯・点滅する条件
説明・対象方法
油圧警告灯
 
NOMSYM36_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)をONにすると点灯し、エンジンがかかると消灯します。
  • エンジン回転中、エンジン内部を潤滑しているオイルの圧力が低下すると点灯します。
点灯したときは、ただちに安全な場所に停車してエンジンを止め、日産販売会社に連絡してください。
点灯したまま走行しないでください。エンジンを破損するおそれがあります。
故障警告灯(MIL)
 
NOS581_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)をONにすると点灯し、エンジンがかかると消灯します。
  • エンジン回転中、エンジン電子制御システムに異常があると点灯又は点滅します。
点灯又は点滅したときは、ただちに日産販売会社に連絡してください。
充電警告灯
 
NOMSYM30_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)をONにすると点灯し、エンジンがかかると消灯します。
  • エンジン回転中、バッテリーの充電系統に異常があると点灯します。
点灯したときは、すみやかに安全な場所に停車して、日産販売会社に連絡してください。
点灯したまま走行しないでください。バッテリーが破損したり、エンジンが突然停止し、思わぬ事故につながるおそれがあります。
ブレーキ警告灯
 
NOMSYM27_1 
 
  • パーキングブレーキを解除しているとき、キースイッチ(電源ポジション)をONにすると点灯し、エンジンがかかると消灯します。
  • キースイッチ(電源ポジション)がONで、次のような場合に点灯します。
 
  • パーキングブレーキをかけたとき。
走行中はパーキングブレーキを解除してください。
  • ブレーキ液が不足しているとき。
  • (エンジン始動後でパーキングブレーキを解除しているとき。)
パーキングブレーキを解除しても点灯し続けるときは、ただちに安全な場所に停車して、日産販売会社に連絡してください。この場合はブレーキの効きが極度に悪くなっているおそれがあります。ブレーキの効きが悪いときは、ブレーキペダルを強く踏んで停車してください。
  • ブレーキシステムに異常があるとき。
エンジン始動後や走行中に点灯したときは、高速走行や急ブレーキを避け、すみやかに日産販売会社で点検を受けてください。
パーキングブレーキを解除しても点灯 し続けるときは、点灯したまま走行し ないでください。また、ブレーキ液が 規定量以下になっていたら走行しない でください。ブレーキの効きが極度に 悪くなり、思わぬ事故につながるおそ れがあります。
ABS警告灯
 
NOS373_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)をONにすると数秒間点灯後、消灯します。
  • キースイッチ(電源ポジション)がONのとき、ABSのシステムに異常があると点灯します。
キースイッチ(電源ポジション)をONにしても点灯しないとき、又はエンジン始動後や走行中に点灯したときは、高速走行や急ブレーキを避け、すみやかに日産販売会社で点検を受けてください。
シートベルト警告灯
 
NOMSYM32_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)がONのとき、運転者がシートベルトを着用していないと点灯します。
点灯したときはシートベルトを着用してください。
走行中は全員がシートベルトを着用してください。着用しないと、万一の事故時や急ブレーキ時に、死亡や重大な傷害につながるおそれがあります。
SRSエアバッグ警告灯
 
NOS802_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)をONにすると約7秒間点灯後、消灯します。
  • キースイッチ(電源ポジション)がONのとき、SRSエアバッグのシステム、プリテンショナー機能に異常があると、点灯又は点滅を続けます。
キースイッチ(電源ポジション)をONにしても点灯しないとき、又は約7秒間たっても点灯、点滅を続けるときは、すみやかに日産販売会社で点検を受けてください。
キースイッチ(電源ポジション)をONにしても点灯しないときや、点灯、点滅を続けるときは、放置したまま走行しないでください。万一のときSRSエアバッグ、プリテンショナーシートベルトが正常に作動せず、重大な傷害につながるおそれがあります。
半ドア警告灯
 
NOS1223_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)がONのとき、全ドアが確実に閉まっていないと点灯します。
走行前に消灯していることを確認してください。ドアが完全に閉まっていない(半ドア)と走行中に突然開き、思わぬ事故につながるおそれがあります。
高水温警告灯(赤色表示)★
 
NOS756_1 
 
  • エンジン回転中、エンジン冷却水の温度が異常に高くなったとき点灯します。
点灯したときは、ただちに安全な場所に停車して処置してください。
そのまま走行を続けると、エンジンが故障する原因となり、火災につながるおそれがあります。
4WD警告灯(4WD車)
 
NOS504_1 
 
  • エンジン回転中、4WDシステムに異常があると点灯します。点灯すると車速が50km/h以上出ないように制限されます。
  • 4WD状態で走行中、前後輪の回転数の差が大きい状態が続き、駆動系部品の油温が異常に高くなると点滅します。点滅状態が続くと車速が50km/h以上出ないように制限される場合があります。
点灯したとき 
4WDシステムに異常が発生しています。4WDスイッチ(2WD-4WDの切り替え★)を2WDに切り替え、高速走行をせず、すみやかに日産販売会社で点検を受けてください。
点滅したとき 
すみやかに安全な場所に停車しアイドリング状態にするか、2WDに切り替えて走行してください。しばらくして点滅しなくなると、通常通り走行できます。
燃料残量警告灯
 
FUEL_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)がONのとき、燃料の残量が少ないと点灯します。
点灯したときは、すみやかに指定の燃料を補給してください。
ウオッシャー液面警告灯
 
PYUU_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)がONのとき、ウオッシャー液の残量が少ないと点灯します。
点灯したときは、早めにウオッシャー液を補給してください。
DPF警告灯(ディーゼル車)
 
NOS1778_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)をONにすると点灯し、エンジンがかかると消灯します。
  • エンジン回転中、DPFにPM(粒子状物質)が一定量たい積すると点灯します。
  • DPF警告灯が点灯したまま走行し続けると、DPF警告灯が点灯から点滅に変わります。
燃えやすい物が近くにない安全な場所に停車し、DPF手動再生スイッチを押してPM燃焼(DPF再生)処理を行ってください。
DPF警告灯が点滅したときは、日産販売会社で点検を受けてください。
フューエルフィルター水位警告灯(ディーゼル車)
 
WWL_1 
 
  • エンジン回転中、フューエルフィルター内に水がたまると点灯します。
エンジン回転中に点灯した場合は、日産販売会社にご相談ください。
点灯したまま走行しないでください。フューエルポンプが焼きつくおそれがあります。
KEY警告灯★
 
NOS1666_1 
 
  • 電源ポジションをONにすると約2秒間点灯後、消灯します。
  • ステアリングロックやインテリジェントキーのシステムに異常があると点灯します。
点灯したときは日産販売会社に連絡してください。エンジンがかからないことや電源ポジションがLOCKから動かないことがあります。
  • 電源ポジションがAcc又はONのとき、インテリジェントキーが車外へ持ち出されると、黄色に点滅します。
黄色に点滅したときは、すみやかにキーの場所を確認してください。運転中は、運転者が必ずインテリジェントキーを携帯してください。また、車外に出るときは電源ポジションをLOCKにしてください。
  • インテリジェントキーの電池切れが近くなると、緑色に点滅します。
緑色に点滅したときは、新しい電池に交換してください。
P戻し忘れ警告灯★
 
NOS1255_1 
 
  • セレクトレバーがP以外のとき、電源ポジションをONからOFFにすると点灯します。
セレクトレバーをPにしてください。
VDC警告灯★
 
NOS1085_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)をONにすると数秒間点灯後、消灯します。
  • VDC作動中に点滅します。
  • キースイッチ(電源ポジション)がONのとき、VDCのシステムに異常があると点灯します。
点灯したときは、すみやかに日産販売会社で点検を受けてください。
点灯したときはVDCの作動は停止しますが、VDCのない普通の車として走行できます。滑りやすい路面では注意して走行し、すみやかに日産販売会社で点検を受けてください。
エマージェンシーブレーキ警告灯★
 
JI0507_1 
 
  • キースイッチ(電源ポジション)をONにすると数秒間点灯後、消灯します。
  • エマージェンシーブレーキが作動しているときに点滅します。
  • 次の場合に点灯します。
    • エマージェンシーブレーキスイッチをOFFにしているとき
    • VDCをOFFにしているとき
    • エマージェンシーブレーキのシステムに異常が発生しているとき
    • VDCが作動したとき
    • 周辺の電波源の影響を受けているとき
  • 次の場合に点滅します。
    • レーダーセンサーの汚れなどで、エマージェンシーブレーキが一時的に作動できない状態になっているとき
  • エマージェンシーブレーキスイッチでシステムをOFFにしているときは、ONにすると消灯します。
  • VDCをOFFにしているときは、ONにすると消灯します。
  • 点灯したときは安全な場所に停車し、一度エンジンを停止してから再始動してください。エンジン再始動後も点灯し続けるときは、システムの異常が考えられます。通常走行に支障はありませんが、日産販売会社で点検を受けてください。
  • レーダーセンサーが汚れているときは、安全な場所に停車して、エンジンを一旦停止してレーダーセンサーおよびその周辺の汚れなどを取り除いてから再始動し、警告灯が消灯したことを確認してください。