アイドリングストップは、不必要な燃料消費、排気ガスの排出、騒音を防ぐための機能です。
アイドリングストップの機能には、通常のアイドリングストップと停車前アイドリングストップがあります。
- アイドリングストップは、車両を停車させるとエンジンが自動的に停止します。
- 停車前アイドリングストップは、ブレーキを踏みこんで減速中、約8km/hになるとエンジンが自動的に停止します。(HR12DDRエンジン搭載車)
- 再び走行するときは、自動的にエンジンを始動します。
- エンジン始動後、走行せずにエンジンをアイドリング状態にしているとき。
- 冷却水温が低いとき。
- バッテリー容量が低いとき。
- バッテリーの温度が低いまたは極端に高いとき。
- ブレーキ倍力装置の負圧が低下したとき。
- エンジン回転中にエンジンフードを開けたとき。
- エンジンフードを開けた状態でエンジンを始動させたとき。
- 運転席のシートベルトを着用していないとき。
- 運転席ドアが開いているとき。
- ハンドルを操作したとき。
- アイドリングストップ表示灯が低速で点滅しているとき。
- アクセルペダルを踏んでいるとき。
- セレクトレバーが R のとき。
- エアコンの風量切り替えダイヤルがOFF(0)以外の位置で、吹き出し口切り替えダイヤルをデフロスター位置にしたとき。(マニュアルエアコン付車)
- エアコンのデフロスタースイッチをONにしたとき。(オートエアコン付車)
- リヤウインドーデフォッガースイッチをONにしたとき。
- アイドリングストップOFFスイッチがONのとき。
- EPS(電動パワーステアリング警告灯)、ABS警告灯、VDC警告灯が点灯しているとき。
- ブレーキペダルを完全に踏み込んでいないとき。
- 消費電力が大きいとき。
- 標高約2,000m以上の高地のとき。
- エマージェンシーブレーキ★または踏み間違い衝突防止アシスト★が作動しているとき。
次のような場合は、アイドリングストップが作動しません。
- 車両が動いているとき。
- 急勾配の坂道で停車したとき。
次の場合は、停車前アイドリングストップが作動しません。(HR12DDRエンジン搭載車)
- 車速が約8km/h以上のとき。
- セレクトレバーがD以外のとき。
- ヘッドランプが点灯しているとき。
- フロントフォグランプ★が点灯しているとき。
- ワイパースイッチがONのとき。
- 平坦路以外のとき。
- 踏み間違い衝突防止アシスト★が、前方に車両や歩行者を検知しているとき。
- バッテリーがあがっているとき。
- 外気温が低いとき。
- バッテリーを交換したあとや、長期間バッテリー端子を外したあと。
- セレクトレバーを P に入れているとき。
このシステムは、信号待ちなどのときに使用してください。長時間の停車などの場合は、キースイッチ(電源ポジション)をOFFにしエンジンを停止してください。
アイドリングストップ中にエンジンフードを開けると、ブザーが鳴るとともに通常のエンジン停止状態となります。その場合は、エンジンをかけ直してください。
アイドリングストップ中または停車前アイドリングストップ中は、エアコン(冷房・暖房・除湿機能) がOFFになり、送風になります。OFFにしたくないときは、アイドリングストップOFFスイッチをONにしてください。