アイドリングストップは、不必要な燃料消費、排気ガスの排出、騒音を防ぐための機能です。
車両を停車させると、エンジンが自動的に停止します。
再び走行するときは、自動的にエンジンを始動します。
注意
アイドリングストップによるエンジン停止中に車両が動き出した場合(約2km/h以上)は、自動的にエンジンが再始動するため、すみやかにブレーキペダルを踏んでください。思わぬ事故につながるおそれがあります。
知識
次のような場合は、アイドリングストップしません。
エンジン始動後、走行せずにエンジンをアイドリング状態にしているとき。
エンジンフードを開けた状態でエンジンを始動させたとき。
アイドリングストップ表示灯が低速で点滅しているとき。
エアコンの風量切り替えダイヤルがOFF(0)以外の位置で、吹き出し口切り替えダイヤルをデフロスター位置にしたとき。(マニュアルエアコン付車)
エアコンのデフロスタースイッチをONにしたとき。(オートエアコン付車)
リヤウインドーデフォッガースイッチをONにしたとき。
EPS(電動パワーステアリング警告灯)、ABS警告灯、VDC警告灯が点灯しているとき。
知識
次のような場合は、システムが作動するまでにしばらく時間がかかることがあります。
バッテリーを交換したあとや、長期間バッテリー端子を外したあと。
知識
外気温が低く暖房中のときは、アイドリングストップしない場合があります。(寒冷地仕様車)
知識
次のような場合は、アイドリングストップ中にブレーキから足を離しても、エンジンが再始動をしません。
知識
次のような場合は、アイドリングストップ中にブレーキペダルから足を離さなくても、エンジンが再始動をします。
エアコンの風量切り替えダイヤルがOFF(0)以外の位置で、吹き出し口切り替えダイヤルをデフロスター位置にしたとき。(マニュアルエアコン付車)
デフロスタースイッチをONにしたとき。(オートエアコン付車)
リヤウインドーデフォッガースイッチをONにしたとき。
セレクトレバーが D 、N のときに、ブレーキペダルを緩めたとき。
セレクトレバーを N または P から L 、D 、R にしたとき。
ブレーキペダルを数回踏みなおすなどして、ブレーキ装置の負圧が不足したとき。
運転席シートベルトを外したとき、または運転席ドアを開いたとき。
このシステムは、信号待ちなどのときに使用してください。長時間の停車などの場合は、キースイッチ(電源ポジション)をOFFにしエンジンを停止してください。
アイドリングストップ中にエンジンフードを開けると、ブザーが鳴るとともに通常のエンジン停止状態となります。その場合は、エンジンをかけ直してください。
アイドリングストップ中は、エアコン(冷房・暖房・除湿機能) がOFFになり、送風になります。OFFにしたくないときは、アイドリングストップOFFスイッチをONにしてください。