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オーバーヒートしたときは
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警告
エンジンルーム内は高温になっているため、エンジンフードを開けるときは十分に注意してください。やけどなど重大な傷害につながるおそれがあります。
エンジンがオーバーヒートした状態では絶対に走行を続けないでください。走行を続けると、車両火災につながるおそれがあります。
蒸気が出ているときは絶対にエンジンフードを開けないないでください。
エンジンが高温のときは絶対にラジエーターキャップを取り外さないでください。エンジンが高温のときにラジエーターキャップを取り外すと、圧力が加わっている熱湯が噴き出し、やけどなどの重大な傷害につながるおそれがあります。
エンジンから蒸気または冷却水が出ているときは、やけどをしないよう車両から離れてください。
冷却ファンやドライブベルトに手や足、アクセサリー類、衣類が接触したり、挟まったりしないよう注意してください。冷却ファンは突然回転し始めることがあります。
エンジンがオーバーヒートしたとき(メーター内の高水温警告灯が点灯したとき(タイプA)、水温計が標準範囲を超えたとき(タイプB))、またはエンジン出力の低下や異常な音などに気づいたときは、次の操作を行ってください。
安全を確認しながら、走行車線から離れた場所へ車両を移動させます。
非常点滅表示灯を作動させます。
パーキングブレーキをかけます。
セレクトレバーを P に入れます。
エンジンは停止させないでください。
すべての窓ガラスを開けます。
A/C(エアコン)スイッチをOFFにし、マニュアルエアコン付車は温度調節ダイヤルを最高温度に合わせ、風量切り替えダイヤルで風量を最大にします。オートエアコン付車は温度調節スイッチで最高温度にし、風量切り替えスイッチで風量を最大にします。
車両から降ります。
目視点検を行い、ラジエーターから蒸気または冷却水が漏れ出している音がしないか確認してからエンジンフードを開いてください。蒸気または冷却水が出なくなるまで待ってから作業を進めます。
エンジンフードを開けます。
冷却ファンが作動しているか目視点検します。
ラジエーターとラジエーターホースから冷却水が漏れていないか目視点検します。
冷却ファンが作動していないとき、または冷却水が漏れているときは、エンジンを停止させます。
エンジンが冷えてから、エンジンを始動させてリザーバータンク内の冷却水量を点検します。
ラジエーターキャップは開けないでください。
必要に応じてリザーバータンクに冷却水を注入します。
注意
応急的に水だけを補充したときは、できるだけ早くエンジンクーラントを交換してください。
日産販売会社で車両の点検/修理を受けてください。