交通ルールやマナーを守って運転する。
周囲の交通状況や路面状態から判断して安全が確保できるときのみ使用してください。
濡れた路面のような滑りやすい状況では使用しない。
急激なタイヤスリップによってハンドルを取られるおそれがあり危険ですので使用しないでください。
改造はしない。
ローンチコントロールは、エンジン・トランスミッション(オートマチック車)・VDCの制御だけでなく、タイヤなどのセッティングも含めて開発されています。よって改造すると車両のバランスが崩れ、性能が発揮できないだけでなく、トランスミッションなどのパワートレイン系部品が破損するおそれがあります。
エンジン冷却水やトランスミッションオイルの温度が低いときや高いときは使用できません。
使用できる範囲は以下のとおりです。
エンジン冷却水温度:60℃以上~100℃以下
トランスミッションオイル温度:60℃以上~100℃以下(オートマチック車)
性能は、路面状態や気温によるタイヤスリップの大小や、気温によるエンジン出力の増減によって変化することをご承知おきください。
タイヤが冷えているため本来の性能を発揮できないときや、濡れた路面のような滑りやすい状況では、安全を確保するためブレーキをかけたり、エンジン出力を抑えるVDC制御が入る場合があります。
ローンチコントロールを多用すると、通常の発進時に比べ、パワートレイン系部品に大きな負担がかかります。特にマニュアル車のクラッチは摩耗や劣化の進行が早まります。
オートマチック車はドライブモードをSPORTに切り替え、マニュアル車はSモードスイッチをONにして所定の操作を行うと、停車状態からの発進加速性能を楽しめます。
ローンチコントロールを使用するときは、むち打ちなどに注意してください。また、正しい運転姿勢がとれるよう、ハンドル、シート、ミラーを調整してください。
オートマチック車
ブレーキペダルの踏み込み力が弱いためにホイールスピンが発生した場合、安全上の理由から制御システムが作動します。
パドルシフトを引いた状態で車両が発進した場合、ローンチコントロールが解除され、マニュアルモードになります。
マニュアル車
ローンチコントロールと表示されているときに、ステアリングスイッチのCANCELスイッチを6秒以内にRES+方向、またはSET-方向に押すことで、設定エンジン回転数を変更できます。(CANCELスイッチを操作するごとに、500rpm変更されます)
初期設定のエンジン回転数は3,000rpmで、最大5,000rpmまで変更できます。
設定は、エンジンを再始動しても維持されます。