植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)を使用している方は、アンテナから約22cm以下の範囲に装着部位を近づけない。
ドアおよびバックドア開閉時、ドアハンドルのセンサーおよびスイッチ操作時、e-POWERシステム始動時などにキーの電波が植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)の作動に影響を与えるおそれがあります。
植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)以外の医療電気機器を使用している方は、医療電気機器製造業者などへ影響を確認してから使用する。
キーの電波が医療電気機器の動作に影響を与える場合があります。
航空機内ではキーのスイッチを押さない。
万一スイッチが押されると電波が発信され、航空機の運航に支障をきたすおそれがあるため、バッグなどに収納するときは、荷物などでスイッチが押されないようにしてください。
キーは運転者が必ず携帯してください。
キーは、必ず内蔵キー(メカニカルキー)を内蔵した状態で携帯してください。
キーはドアポケットに入れないでください。ドアを閉めるときの衝撃により破損するおそれがあります。また、ドアポケット内に一緒に入れておいた物がドアを閉めた衝撃で当たるなどして勝手にスイッチが入り、キーを車室内に封じ込めるおそれがあります。
インストルメントパネル上面、ドアポケット付近、グローブボックス内、フロア上では、キーが正常に作動しなかったり、車外から施錠ができ、キーを車室内に封じ込めたりするおそれがあります。
キーを紛失したときは、盗難などを防ぐため、ただちに日産販売会社にご相談ください。
キーは微弱な電波を使用しています。次のような使用環境では機能に障害が起こるため、ドアハンドルのセンサーおよびスイッチやキーのスイッチが正常に作動しない場合があります。
近くにテレビ塔や発電所、放送局など強い電波を発生する設備があるとき
インテリジェントキーをワイヤレス充電器★の充電エリア内に置いたとき
無線機や携帯電話などの無線通信機器を一緒に携帯しているとき
キーが金属製の物に接したり、覆われていたりしているとき
近くで電波式のリモコンスイッチを操作しているとき
キーをパソコンなどの電化製品の近くに置いたとき
コインパーキングに駐車したとき(車両検出用の電波の影響があるため)
近くで電波式侵入警報装置を使用しているとき
極端に気温が低いとき(電池の性能が低下するため)
手袋などを着用したままドアハンドルのセンサーに触れても反応しないことがあります。その場合は手袋を外してから再度センサーに触れてください。
キーが施錠・解錠の作動範囲内にあるとき、洗車や大雨などで多量の水がドアハンドルにかかるとドアが施錠・解錠、またはブザーが鳴ることがあります。その際は、次の操作を行ってください。
キーを車両から2m以上離す
スリープモード機能を行う
センサーが反応し辛い場合は、手のひらでセンサーに触れてください。
センサーに雪や泥などが付着すると反応が悪くなりますので、センサーおよびその周辺の汚れなどを取り除いてください。
キーは電波法の認証に適合しています。次のことを必ずお守りください。
電池を交換するとき以外は分解しない(分解、改造したものを使用することは法律で禁止されています)
日本国内のみで使用する
キーは車両との通信のために常時受信動作をしているため、常に電池を消耗しています。電池の寿命は使用状況によりますが約2年です。電池が切れた場合、新しい電池と交換してください。
キーの電池が消耗しているときや、強い電波、ノイズのある場所では、作動範囲が狭くなったり、作動しなかったりすることがあります。
キーは送信機を内蔵している精密機械です。故障を防止するため、次のことをお守りください。
長時間高温になる場所に置かない
分解しない
無理に曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりしない
水にぬらさない
超音波洗浄器などにかけない
磁気を帯びたキーホルダーなどをつけない
テレビ、オーディオなど、磁気を帯びた機器の近くに置かない
車両盗難防止のために、インテリジェントキーは車両から2m以上離して保管してください。
インテリジェントキーの操作をしなくても、車両周辺にキーがあると電池の消耗が早くなります。電池の寿命を長くするためにも、車両周辺にキーを持ったまま長時間滞在しないことをおすすめします。
キーの認証技適マークはキーの裏面で確認できます。
キーのスイッチを押しても作動しないときは、電池の消耗または故障が考えられます。日産販売会社にご相談ください。
キーの電池が切れ、施錠・解錠ができないときは、内蔵キー(メカニカルキー)で施錠・解錠ができます。
次のような場合は、作動しません。
走行可能表示灯が点灯している
ドアが完全に閉まっていない(半ドア)とき
車から離れすぎているとき
キーの電池が切れているとき