アイドリングストップを使うときの注意事項

  • 充放電能力と寿命性能を強化したアイドリングストップ付車専用のバッテリーをご使用ください。専用バッテリー以外を使用すると、バッテリーの早期劣化やアイドリングストップが正常に作動しなくなる原因となります。

  • バッテリーはお客さまの車に適合した日産純正部品をおすすめします。詳しくは、日産販売会社にご相談ください。

  • 次のような場合は、アイドリングストップまたは停車前アイドリングストップが作動しません。

    • エンジンを始動して、一度も走行しないでアイドリングを続けているとき

    • エンジン冷却水の温度が低いとき

    • バッテリーの容量が低いとき

    • バッテリーの温度が低いまたは極端に高いとき

    • ブレーキ倍力装置の負圧が低下したとき

    • エンジン回転中にボンネットを開けたとき

    • ボンネットを開けた状態でエンジンを始動させたとき

    • 運転席のシートベルトが着用されていないとき

    • 運転席ドアが開いているとき

    • ハンドル操作をしているとき

    • アイドリングストップ表示灯が点滅しているとき

    • アクセルペダルを踏んでいるとき

    • セレクトレバーがRのとき

    • エアコンの風量切り替えダイヤルがOFF(0)以外の位置で、吹き出し口切り替えダイヤルをデフロスター位置にしたとき(マニュアルエアコン付車)

    • リヤウインドーデフォッガースイッチ(各スイッチの名称と機能または各スイッチの名称と機能)をONにしたとき

    • デフロスタースイッチ(各スイッチの名称と機能)をONにしたとき(オートエアコン付車)

    • アイドリングストップOFFスイッチがONのとき

    • EPS(電動パワーステアリング)警告灯、ABS警告灯、VDC警告灯が点灯しているとき

    • ブレーキペダルの踏み込みが弱いとき

    • 消費電力が大きいとき

    • 標高約2000m以上の高地のとき

    • インテリジェントエマージェンシーブレーキ★または踏み間違い衝突防止アシスト★が作動しているとき

  • 次のような場合は、アイドリングストップが作動しません。

    • 車両が動いているとき

    • 急勾配の坂道で停車したとき

  • 次のような場合は、停車前アイドリングストップが作動しません。

    • 車速が約8km/h以上のとき

    • セレクトレバーがD以外のとき

    • ヘッドランプが点灯しているとき

    • フォグランプ★が点灯しているとき

    • ワイパースイッチがONのとき

    • 平坦路以外のとき

    • 踏み間違い衝突防止アシスト★が前方に車両や歩行者を検知しているとき

  • 次のような場合は、システムが作動するまでに時間がかかる場合があります。

    • バッテリーがあがっているとき

    • 外気温が低いとき

    • バッテリー交換したあとや、長期間バッテリー端子を外したあと

  • 外気温が低く、暖房中のときは、アイドリングストップしない場合があります。(寒冷地仕様車)

  • 次のような場合は、アイドリングストップ中にブレーキペダルから足を離しても、エンジンが再始動しません。

    • セレクトレバーがPのとき

  • 次のような場合は、アイドリングストップ中または停車前アイドリングストップ中にブレーキペダルから足を離さなくても、エンジンが再始動します。

    • アイドリングストップOFFスイッチを押したとき

    • エアコン風量切り替えダイヤルがOFF(0)以外の位置で、吹き出し口切り替えダイヤルをデフロスター位置にしたとき(マニュアルエアコン付車)

    • デフロスタースイッチ(各スイッチの名称と機能)をONにしたとき(オートエアコン付車)

    • リヤウインドーデフォッガースイッチ(各スイッチの名称と機能または各スイッチの名称と機能)をONにしたとき

    • アクセルペダルを踏んだとき

    • ハンドル操作をしたとき

    • バッテリーの容量が低くなったとき

    • 消費電力が大きいとき

    • ブレーキペダルを数回踏みなおすなどして、ブレーキ装置の負圧が不足したとき

    • 運転席シートベルトを外したり運転席ドアを開けたとき

  • 次のような場合は、アイドリングストップ中にエンジンが再始動します。

    • 坂道でブレーキを緩め、車両が動き出したとき

    • セレクトレバーがN、D、Lでブレーキペダルを緩めたとき

    • セレクトレバーをPまたはNから、R、D、Lにしたとき

  • 次のような場合は停車前アイドリングストップ中にエンジンが再始動します。

    • 車速が約8km/h以上になったとき

    • セレクトレバーをD以外に操作したとき

    • ヘッドランプを点灯させたとき

    • フォグランプ★を点灯させたとき

    • ワイパースイッチをONにしたとき

    • ボンネットを開けたとき

    • 踏み間違い衝突防止アシスト★が、前方に車両や歩行者を検知したとき

  • このシステムは、信号待ちなどのときに使用し、長時間の停車などの場合は、キースイッチ(電源ポジション)をOFFにしてエンジンを停止してください。

  • アイドリングストップ中にボンネットを開けると、ブザーが鳴るとともに通常のエンジン停止状態となります。その場合は、エンジンをかけ直してください。

  • アイドリングストップ中または停車前アイドリングストップ中は、エアコン(冷房・暖房・除湿機能)がOFFになり、送風になります。

  • アイドリングストップ中にハンドルを操作したとき、ハンドル操作力が重く感じることがあります。

車両後退抑制機能

  • 坂道でアイドリングストップ中から発進するときに、ブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み替えの間に発生する車両の後退を軽減するシステムです。

  • この装置はVDC(VDC(ビークルダイナミクスコントロール))のブレーキ制御を利用しているため、VDC警告灯(VDC警告灯)が点灯したときは作動しません。

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