この車両には、密閉式のリチウムイオン高電圧バッテリーが搭載されています。 リチウムイオンバッテリーは、不適切な方法で処分すると、重度のやけどや感電により重大な傷害又は死亡につながるおそれがあるだけでなく、環境汚染につながります。
リチウムイオンバッテリーの損傷を防止するために以下のことをお守りください。
外気温が49℃以上の場所に24時間以上放置しない
外気温が-25℃未満の場所に7日間以上放置しない
リチウムイオンバッテリー残量計の目盛が0(ゼロ)か、ほぼ0(ゼロ)の状態で14日間以上放置しない
リチウムイオンバッテリーを車の走行以外の用途で使用しない
外気温が-25℃以下では、リチウムイオンバッテリーが凍結して充電やEVシステムが始動ができなくなるおそれがあります。車両を暖かい場所に移動してください。
リチウムイオンバッテリーの蓄電能力は、通常のバッテリーと同じように時間の経過や使用状況に伴い低下します。 リチウムイオンバッテリーの蓄電能力が低下すると、航続可能距離は短くなります。蓄電能力の低下は、バッテリー本来の特性であり、不具合ではありません。リチウムイオンバッテリーの蓄電能力は、5年が経過すると当初の約80%になると予測しています。この数値はあくまでも予測値であり、車両の使用状況によって蓄電能力が低下する割合は変化します。
リチウムイオンバッテリーには寿命があります。リチウムイオンバッテリーのリサイクル又は処分については、日産販売会社にご連絡ください。お客様自身でリチウムイオンバッテリーのリサイクル又は処分は行わないでください。