車両接近通報装置(VSPシステム)は、低速走行中に車両が接近していることを車両接近通報音で歩行者に知らせます。
VSPシステムがONで、以下の場合に作動します。
車両を発進し、車速が30km/h以内のとき。
減速して、車速が25km/h以下になったとき。
シフトポジションをR(リバース)にしたとき。
VSPシステムのON/一時停止
電源ポジションをONにします。
VSP 一時停止スイッチを押して、VSPシステムを一時停止状態にします。(VSP 一時停止インジケーター(1)が点灯)
VSP 一時停止スイッチを再び押すと、VSPシステムがONになります。 (VSPスイッチの一時停止インジケーター(1)が消灯)
電源ポジションをOFFにすると設定はリセットされ、再び電源ポジションをONにするとVSPシステムはONになります。
VSPシステムは、高速道路の渋滞走行などの歩行者がいない状況でのみ、一時停止状態にしてください。 歩行者がいる可能性があるときは、絶対にVSPシステムを一時停止状態にしないでください。
VSPシステムを一時停止状態にして走行すると、近づく車両に歩行者が気づかず、事故が発生して重大な傷害又は死亡につながるおそれがあります。
VSPシステムがONで低速走行中に、車両接近通報音が聞こえないときは、安全で静かな場所に停車してください。窓ガラスを開けてブレーキペダルを確実に踏み込み、シフトポジションをR(リバース)にして車両前側から音が聞こえるか点検してください。
車両前側から音が聞こえないときは、ただちに日産販売会社に連絡し、点検を受けてください。