この車にはスペアタイヤは搭載されていません。パンクしたときの応急修理については パンクしたときは をお読みください。
タイヤ交換をするときは、軍手などを着用して作業してください。走行直後はホイールナットが熱いため、やけどやケガをするおそれがあります。
交通のさまたげにならず、安全に作業できる地面(平坦な硬い場所)に停車し、人や荷物を車から降ろします。
やわらかい地面の上では行わないでください。ジャッキが倒れ、事故につながるおそれがあります。
ジャッキをかける位置と対角線上にあるタイヤに輪止め(1)をします。
輪止めは、前輪をジャッキアップするときは後輪の後ろ側、後輪をジャッキアップするときは前輪の前側に置きます。
やむを得ず傾斜地で作業する場合は、ジャッキをかける位置と対角線の位置にあるタイヤの下り側に輪止めをし、車が動き出さないようにしてください。
輪止めは標準で搭載されていませんので必要に応じて準備してください。なお、輪止めはタイヤを固定できる大きさの石、木片などで代用できます。
ジャッキアップしたときは絶対に車両の下に入らないでください。 ジャッキが外れると、重大な傷害につながるおそれがあり非常に危険です。
ジャッキアップ中は走行用モーターを始動/作動させないでください。車が発進し重大な傷害につながるおそれがあります。
ジャッキは必ずこの車両専用のものを使い他車のジャッキは使わないでください。また、この車両専用のジャッキは他車に使わないでください。
ジャッキは、タイヤ交換時に車両をジャッキアップする目的以外で使用しないでください。
ジャッキは適切なジャッキアップポイントに合わせてください。 ジャッキアップポイント以外の位置には絶対にジャッキをかけないでください。
必要以上の高さまで車両をジャッキアップしないでください。
ジャッキの上下に台やブロックなどを入れないでください。
人や荷物は必ず車から降ろしてください。
ジャッキ本体に貼られている注意ラベルと次の指示をよくお読みください。
ジャッキを手で回し、ジャッキの溝がジャッキアップポイントの中央に入るまで上げます。
ジャッキは平坦な硬い地面で使用してください。
ホイールナットレンチを使用して、各ホイールナットを反時計回りに1~2回転させて緩めます。 タイヤが地面から離れるまではホイールナットを取り外さないでください。
タイヤが地面を離れるまで慎重に車両をジャッキアップします。
車両をジャッキアップするには、イラストのようにジャッキハンドルレバーとジャッキハンドルを両手で確実に保持してください。回転中に外れると、思わぬケガをするおそれがあります。
ホイールナットを取り外し、タイヤを取り外します。
ハブの取り付け面とホイール裏側の取り付け面を布で拭き取り汚れを取り除きます。
取り付け面が汚れていると、走行中にナットがゆるみタイヤが外れるおそれがあります。
ホイールナットをイラストの順序で2~3回に分けてホイールナットレンチで締めつけます。
ジャッキを下げます。さらにホイールナットを7.の締め付け順序で十分に締めつけます。ホイールナットレンチを足で踏んで回したり、パイプなどを使って必要以上に締めつけないでください。ボルトが折れるおそれがあります。
ホイールナット締めつけトルク
108N・m (11kg・m)
工具、ジャッキなどを格納場所に戻します。
タイヤを取り付けてしばらく走行したあと、ナットのゆるみや車体の振動などの異常がないか確認してください。