タイマーエアコンを設定しても、システムの自動停止などの理由で車内が高温または低温になることがあります。お子さまや介護を必要とされる方、ペットを車内に残さないでください。
炎天下では、密閉した車内の温度は急速に上昇し、熱中症や脱水症状などを引き起こすおそれがあります。また外気温が低い場合は、車内の温度が急速に下がるおそれがあります。最悪の場合は死亡につながるおそれがあります。
タイマーエアコンを予約した後は、必ずパワースイッチを押して電源ポジションをOFFにしてください。電源ポジションがONまたはACCになっていると、予約した開始時刻になってもエアコンが作動しません。
タイマー1またはタイマー2をタッチすると、表示灯が消灯して予約が解除されます。予約を解除しても出発予定時刻および曜日の設定は消去されません。
タイマーエアコンが設定されると、タイマーエアコン表示灯が点灯します。タイマーエアコン作動中は、タイマーエアコン表示灯および充電インジケーターが点滅します。
タイマー充電とタイマーエアコンが同時に作動時間を迎えたときは、どちらかの機能を優先するように設定できます。
タイマーエアコンは、設定した出発予定時刻までに車内の温度が25℃になるように、エアコン作動開始時刻を自動で設定しています。また出発予定時刻になると、エアコンが停止します。設定した出発予定時刻よりも早くまたは遅れて車に乗り込むと、車内の温度が快適な温度になっていない場合があります。
タイマーエアコンは、電源電力を使用するため、外気温が高すぎたり、低すぎたりしたときや、充電プラグを100Vのコンセントに接続しているときは、エアコンの性能が制限されるため、車内の温度が25℃にならないことがあります。
タイマーエアコン優先に設定されているときは、リチウムイオンバッテリーの充電量に関係なくタイマーエアコンが作動します。
充電中にタイマーエアコンが作動すると、充電に必要な時間が延びることがあります。
外気温が低いときにタイマーエアコンまたは乗る前エアコン(リモート)を作動させると、リチウムイオンバッテリーの充電量が低下することがあります。
タイマーエアコンが作動しているときは、タイマーエアコンの設定は変更できません。作動中にタイマーエアコンの設定を変更すると、変更内容は次回の予約から反映されます。
タイマー充電優先に設定されているときは、メーター内のリチウムイオンバッテリー残量計の表示がレベル10を越えるまでタイマーエアコンは作動しません。リチウムイオンバッテリー残量計の見かたについては、車両の取扱説明書をお読みください。
充電施設によっては、電源が時間帯によってON/OFFするタイマー機能をもった設備があります。このような充電施設でタイマーエアコンを設定する場合は、充電器の電源がONになっているか確認してください。