衝突によりセンサーがある一定以上の衝撃を感知すると、システムが作動し、リフターによりエンジンフードの後端が瞬時に持ち上がります。
電源ポジションがONのとき作動します。
ポップアップエンジンフードの部品や配線を修理しないでください。また、電気テスターを使ってシステムの回路診断をしないでください。誤って作動する、又は正常に作動しなくなるおそれがあります。
日産自動車が指定している純正部品以外のエンジンフード及びフロントバンパーに交換しないでください。補修や修理などで日産純正品への交換を行うときは、NHPC又はNISSAN GT-R特約サービス工場にご相談ください。
エンジンフード及びフロントバンパーに不適正な改造をしないでください。正常に作動しなくなるおそれがあります。
ポップアップエンジンフードが作動したときは、フードオープナーを引かないでください。
また、フード後端を無理に押し戻さないでください。作動したフードは手動では下げることができないため、フードが変形したり、思わぬケガをしたりするおそれがあります。
ポップアップエンジンフードが作動したときは、必ずNHPC又はNISSAN GT-R特約サービス工場にご相談ください。
ポップアップエンジンフードが作動した直後は、リフターが高温になるため触れないでください。やけどをするおそれがあります。
フロントバンパーに衝撃が加わったときは、ポップアップエンジンフードが作動しなくてもセンサーが故障している可能性があるため、必ずNHPC又はNISSAN GT-R特約サービス工場にご相談ください。
電源ポジションをON後、約7秒間はメーター内のポップアップエンジンフード警告灯が点灯し、システムチェックを行うため、ポップアップエンジンフードは作動しません。警告灯が消灯してから走行してください。
廃車にするときやポップアップエンジンフードのアクチュエータを廃棄するときは、必ずNHPC又はNISSAN GT-R特約サービス工場にご相談ください。アクチュエータの作動により、思わぬ傷害を受けるおそれがあります。