リチウムイオンバッテリーヒーターについて

  • リチウムイオンバッテリーヒーターは、急速充電中にバッテリー温度が低いと自動的に作動し、急速充電時のリチウムイオンバッテリーの温度を上昇させて、急速充電時間の増加をおさえる機能です。

  • リチウムイオンバッテリーの温度が低くなると、急速充電時間が長くなる原因となります。

  • リチウムイオンバッテリーの温度が低くなる原因は、主に氷点下の屋外に長時間駐車をしたときなどで、リチウムイオンバッテリーの温度が外気温まで低下します。

  • 急速充電中にリチウムイオンバッテリーヒーターが作動すると、急速充電器からの充電電力の一部がヒーターに使用されますが、リチウムイオンバッテリーの温度が氷点下まで冷えている場合で30分間での充電エネルギー量を約1.3から2倍 向上できます。

    ※:充電を開始したときのリチウムイオンバッテリーの温度やバッテリー残量により異なります。

2WD 66kWhバッテリー搭載車以外

  • リチウムイオンバッテリーヒーターは、走行中も作動させることができます。メーター内の走行可能表示灯が点灯している状態で、ナビゲーションシステムの設定画面でバッテリーヒーターをONにします。

    (設定方法については、別冊のナビゲーションシステム取扱説明書をお読みください。)

  • バッテリーヒーターをONにすると、リチウムイオンバッテリーの温度や残量により、走行中にリチウムイオンバッテリーヒーターが自動的に作動・停止します。

  • 急速充電を終えた後やパワースイッチをOFFにしてしばらくすると、ナビゲーションシステムのバッテリーヒーターはOFFに戻ります。

  • リチウムイオンバッテリーヒーターが走行中に作動すると、通常の走行時よりも電力を消費するため、電費の悪化や航続距離の低下を招きます。リチウムイオンバッテリーヒーターを作動させる場合は十分に注意してください。

  • 外気温が低く、メーター内に凍結注意アラーム表示(詳細ページ )が表示されているときは、急速充電をする30分~1時間前にバッテリーヒーターをONにすることをおすすめします。