エンジンのかけかた

  • 換気の悪い車庫や屋内では、暖機運転をしないでください。排気ガスによる一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

  • ペダルの踏み間違いは思わぬ事故につながります。右足でアクセルペダルとブレーキペダルを交互に踏み、その位置を確実に覚えてください。

  • エンジンの始動は、必ず運転席に座って行ってください。車外から行うと、思わぬ事故につながるおそれがあります。

  • エンジンをかけるとき、キースイッチをSTARTの位置でガソリン車は10秒以上、ディーゼル車は15秒以上保持しないでください。バッテリーあがりやスターターが故障する原因になります。

  • エンジンがかからないときは、キースイッチをAcc又はOFFに戻し、ガソリン車は10秒以上、ディーゼル車は20秒以上待ってから再始動してください。

  • ブレーキペダルを踏んだり離したりしたとき、“カチッ”と音が聞こえることがありますが異常ではありません。

  • ディーゼル車の予熱表示灯の点灯時間は、エンジンの冷却水温によって変わります。水温が高いほど、点灯時間は短くなります。

クラッチ・スタートシステム

  • マニュアル車は、クラッチペダルを踏み込んだ状態でキースイッチをSTARTまで回さないと、エンジンが始動しません。

エンジンが暖まっているときの始動

<ガソリン車>

高速走行後や登坂走行後などエンジンがかかりにくいときは、アクセルペダルを少し(踏み込み量の約1/5)踏み込んだ状態でエンジンを始動し、エンジンがかかったら、アクセルペダルをエンジン回転数の上昇に合わせて徐々に戻して始動します。

<ディーゼル車>

通常の始動要領で始動します。

エンジンの始動のしかた

  1. アクセルペダルとブレーキペダルの位置を確認します。

    • 正しい運転姿勢( 正しい運転姿勢 )がとれるようにハンドル、シート位置を調節します。



  2. パーキングブレーキがかかっていることを確認します。

  3. オートマチック車はセレクトレバーが[P]にあることを、マニュアル車はシフトレバーがNにあることを確認します。

    • オートマチック車はセレクトレバーが[N]でも始動できますが、安全のため必ず[P]で始動してください。

  4. ディーゼル車はキースイッチをONにし、メーター内の予熱表示灯( 8.予熱表示灯(ディーゼル車) )が消灯するまで待ちます。

  5. ブレーキペダルをしっかりと踏みます。

    • マニュアル車は、クラッチペダルをいっぱいに踏み込んで操作します。

  6. アクセルペダルを踏まずに、キースイッチをSTARTまで回し、エンジンを始動します。

    • エンジンがかかったら、キースイッチから手を離します。

  • ディーゼル車の予熱表示灯の点灯時間は、外気温が低いほど長くなります。

エンジンがかかりにくいときは

ブレーキペダルを踏みながら、アクセルペダルをいっぱいに踏み込んでキースイッチをスタートの位置まで約5秒間回し続けてください。そのあと、再度手順1.~6.の操作をしてください。