PM燃焼(DPF再生)処理のしかた

  • PM燃焼(DPF再生)処理は、風通しの良い屋外の広い場所で行ってください。排気ガスを吸い一酸化炭素中毒になるおそれがあり危険です。

  • PM燃焼(DPF再生)処理中は高温の排気ガスが排出されます。周囲に人がいないことや燃えやすい物がないことを確認してください。燃えやすい物や人が近くにいると、火災や傷害などにつながるおそれがあり危険です。

  • PM燃焼(DPF再生)処理中に、排気管から白煙が出ることがありますが異常ではありません。また、白煙は排気ガスとは異なる臭いがしますが異常ではありません。

  • PM燃焼(DPF再生)処理は、エンジン回転数が約1,800回転に上がり、約30分間で終了しますが、場合により終了するまでの時間が変わることがあります。

  • PM燃焼(DPF再生)処理は、エンジンを暖機してから行ってください。エンジンが冷えているときは、DPF警告灯が点灯していてもDPF手動再生スイッチの作動表示灯が点滅せず、PM燃焼(DPF再生)処理が開始できません。

  • エンジンを十分に暖機してもDPF手動再生スイッチの作動表示灯が点滅しないときは、システムの異常が考えられます。日産販売会社で点検を受けてください。

  1. エンジンをかけたまま、オートマチック車はセレクトレバーを[P]に、マニュアル車はシフトレバーをNにしてパーキングブレーキをかけます。

  2. DPF手動再生スイッチを押すと、エンジンの回転数が上がり、PM燃焼(DPF再生)処理が始まります。

    (スイッチの作動表示灯が点灯)



※PM燃焼(DPF再生)処理が終了すると、DPF警告灯とDPF手動再生スイッチの作動表示灯が消灯します。

  • 次のような場合はシステムの異常が考えられます。日産販売会社で点検を受けてください。

    • マフラーから多量の黒煙が排出されるとき。

    • 3回以上連続してPM燃焼(DPF再生)処理を行っても、DPF警告灯が消灯せずDPF手動再生スイッチの作動表示灯が点滅し続けるとき。