走行中はセレクトレバーを[N]にしないでください。エンジンブレーキが全く効かなくなり、思わぬ事故につながるおそれがあります。また、トランスミッションが故障する原因となります。
セレクトレバーを[D]に入れたまま走行します。
アクセルペダルとブレーキペダルの操作だけで加速、減速を行います。
アクセルペダルの踏みかげんと走行速度や走行状況などにより、適切なギヤに自動変速されます。
速度が下がってきたら、セレクトレバーは[D]のままでアクセルペダルを踏み込みます。
坂の勾配に応じて、自動的に低速ギヤに切り替わり、低速ギヤを保持します。
アクセルペダルの踏みかげんと走行速度により、キックダウンすることがあります。
自動変速の回数が多いときは、坂の勾配に応じて、オーバードライブをOFFにするか、セレクトレバーを[3]に入れると、変速回数が少ない、なめらかな走行ができます。
エンジンブレーキを併用して走行します。
坂の勾配に応じて、セレクトレバーを[3]又は[2]に入れます。
強いエンジンブレーキが必要な、急な下り坂ではセレクトレバーを[2]に入れます。
勾配のゆるい下り坂では、オーバードライブをOFFにすると、軽いエンジンブレーキが得られます。
セレクトレバーを[D]にしたまま下り坂を走行すると、エンジンブレーキの効きが弱く、スピードが出すぎることがあります。このようなときは、フットブレーキだけを使い続けると、フットブレーキに負担がかかり、過熱してブレーキの効きが悪くなるおそれがあります。必ずエンジンブレーキを併用してください。
滑りやすい路面では、急激なエンジンブレーキは効かせないでください。タイヤがスリップするおそれがあり危険です。