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初代バイオレットはスポーティーな装いの2ドア/4ドアセダン、2ドアハードトップという、3つのボディスタイルをもち、1973年(昭和48年)1月に登場しました。当初は直列4気筒OHCの1400ccと1600ccエンジンをラインナップ。また、ブルーバードの姉妹車であることから、710という型式名が授けられ、海外ラリーにも果敢に挑みました。このクルマは、1977年(昭和52年)にオーストラリアで開催された、第12回サザンクロスラリーに、輸出仕様名のダットサン160Jでエントリー。エンジンはモータースポーツマシン用に開発され、ラリー用のチューンナップを加えたLZ18型(直列4気筒DOHC・1991cc、最高出力200馬力以上)を搭載。オーストラリアの過酷な道を走り抜き、見事に優勝(R・アルトーネン/J・ビューム組)を果たしました。
車両詳細
年式 | 1977年 |
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型式 | KP711型 |
全長 | 4,120mm |
全幅 | 1,780mm |
全高 | 1,400mm |
ホイールベース | 2,450mm |
トレッド(前/後) | 1,310/1,320mm |
車両重量 | 1115kg |
エンジン | LZ18型 (直4・4バルブ DOHC) 1991cc |
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最高出力 | 147kW(200ps)以上/7,200rpm |
最大トルク | 211N・m(21.5kgm)以上/5,200rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/セミトレーリングアーム |
ブレーキ(前/後) | ディスク/ディスク |
タイヤ | 175/SR14 / 195/SR14 SP52R |
その他 | 1977年第12回サザンクロスラリー優勝車(R・アルトーネン/J・ビューム組) |