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5代目ブルーバードとなる810型系は、1976年(昭和51年)7月にデビュー。オイルショック後という時代を背景に投入されるニューモデルということで、「安全」「省エネ」「自然との調和」を追求しました。4ドアセダンと2ドアハードトップの2タイプを設定。当初のエンジンラインナップは、直列4気筒OHCの1600ccと1800cc、直列6気筒OHC・2000ccの3タイプでした。また、俳優で歌手の加山雄三さんをイメージキャラクターに起用し、新しいブルーバード像をアピールしました。この4ドアセダン1800SSSは、翌1977年(昭和52年)に、朝日新聞社の海外取材車として、アジアハイウェー1号線(A1ルート)を走破したもので、ワークスラリー車と同様、追浜の特殊車両実験課で改修され、サスペンションの強化やラリー用タイヤが装着されました。一緒に旅をしたセドリックと同様に、トルコのイスタンブールとベトナムのサイゴンを結ぶ、2万3000kmの取材をサポートしました。
車両詳細
年式 | 1977年 |
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型式 | P810型 |
全長 | 4,260mm |
全幅 | 1,630mm |
全高 | 1,390mm |
ホイールベース | 2,500mm |
トレッド(前/後) | 1,350/1,345mm |
車両重量 | 1,060kg |
エンジン | L18型 (直4・OHC) 1770cc |
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最高出力 | 77kW(105ps)/6,000rpm |
最大トルク | 147N・m(15.0kgm)/3,600rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/セミトレーリングアーム |
ブレーキ(前/後) | ディスク/ドラム |
タイヤ | 185/70-14 SP44R |
その他 | 朝日新聞「アジアハイウェー・A1ルート」取材車 |