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1971(昭和46)年4月、1.2ℓエンジン主体だった2代目B110型サニーに、1.4ℓのSOHC エンジンを搭載した上級シリーズ「エクセレント」の2ドアクーペと4ドアセダンが設定されました。そのレース仕様は、排気量を1598?に拡大し、1973年シーズンからのシリンダーヘッド変更に関する新規定に沿って4バルブDOHC 化を施し、ECGI(電子制御燃料噴射装置)などで200馬力に強化、型式名をLZ14型としたレース専用のエンジンが搭載されました。このクルマは、LZ14型エンジンを搭載したサニーエクセレントクーペの初戦となった1973年日本グランプリ(TS-a クラス)で優勝を果たした北野元選手のマシン。このレースでは2位(都平健二選手)と3位(鈴木誠一選手)もエクセレントクーペが入賞して表彰台を独占、圧倒的な勝利となりました。
車両詳細
年式 | 1973年 |
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型式 | KPB110型 |
全長 | 3,995mm |
全幅 | 1,615mm |
全高 | 1,285mm |
ホイールベース | 2,340mm |
トレッド(前/後) | 1,335/1,315mm |
車両重量 | 715kg |
エンジン | LZ14型 (直4・4バルブ DOHC) ECGI 1598cc |
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最高出力 | 148kW(200ps)以上/9,400rpm |
最大トルク | 172N・m(17.5Kg・m)以上/7,600rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/縦置リーフ |
ブレーキ(前/後) | 4ポッド ディスク/ドラム |
タイヤ | 205-515-13/225-515-13 |
その他 | '73年日本グランプリ・TS-aレース優勝車、北野元選手車、2号車 |