ダットサン サニーエクセレント 1400GL

1966(昭和41)年以来、日本のモータリゼーションをけん引したダットサンサニーの3 代目・B210 型は、1973(昭和48)年に発売されました。1971(昭和46)年から先代モデルに加わった1.4ℓエンジン車は従来通り「サニーエクセレント」と呼ばれます。セダン・クーペともに従来のシンプルなイメージとはまったく異なる曲面主体のフォルムへ変わり、特にクーペは「フェアレディZ」のように使い勝手のよいハッチゲートと、約90°に切り落としたテールエンドをもつ個性的な装いでした。エクセレントクーペの丸型6 連テールランプも話題になります。この世代は、安全性向上の観点からコラプシブル(衝撃吸収)ステアリング、シートベルト、ヘッドレスト、前輪ディスクブレーキが一段と拡大採用されました。このクルマは1428cc・85ps のL14 型エンジンを搭載したサニーエクセレント1400GL です。