パルサー

パルサーGTI-R

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パルサーGTI-R は、4 代目パルサー・N14 型の最高性能車として、年産5000 台以上の量産車で戦われる「グループA」規定での世界ラリー選手権(WRC)への参戦を織り込んで開発され、1990(平成2)年に発売されます。そのメカニズムは、2ℓにして実に230ps を発生するターボエンジンと、4 輪駆動力最適制御システム「ATTESA」による4WD が特徴でした。大型インタークーラーを収めた巨大なフードバルジと巨大リアスポイラーが凄みをきかせる、個性的な外観のロードカーとしても高い人気があります。1991(平成3)年から参戦した日産ワークスの最高位は翌92 年のスウェディッシュラリーの総合3 位ですが、以降の熟成を待たずにこのシーズンで撤退し、たった2 年の活動に終わった悲劇のマシンです。いっぽう改造範囲の狭いグループN では年間タイトルを獲得し、高いポテンシャルを証明しました。

車両詳細

年式 1990年
型式 RNN14型
全長 3,975mm
全幅 1,690mm
全高 1,400mm
ホイールベース 2,430mm
トレッド(前/後) 1440/1415mm
車両重量 1220kg
エンジン SR20DET型 (直4 ・4バルブ DOHC ・ターボ) 1998cc
最高出力 169Kw(230PS)/6400rpm
最大トルク 284N・m(29.0kgm)/4800rpm
サスペンション(前/後) ストラット/パラレルリンク・ストラット
ブレーキ(前/後) ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ 195/55R14 82V
その他