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Be-1(1987 年発売)に続いて登場した日産の「パイクカー」シリーズの第2 弾がこのPAO(パオ)です。パイクカーとは、少量生産を前提とした遊び心のある「尖った(鋭い)」感覚のクルマの総称でした。PAO は1987 年の東京モーターショーにコンセプトカーとして出展後、1989 年(平成元年)1 月に発売されましたが、Be-1 とは異なり、3 ヶ月間予約を受けた後に全数を生産・納車するという手法が採用されました。その結果、総生産台数は3 万台あまりに上ります。車両のベースは引き続きマーチ(K10 型)ですが、内外装ともに「冒険心」をテーマにしたレトロ調の内外装で大人気を博しました。車名は中国語の包(パオ)に由来し、モンゴルの遊牧民の「組立式家屋」を意味しています。このクルマはキャンバストップ仕様です。
車両詳細
年式 | 1989年 |
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型式 | PK10型 |
全長 | 3,740mm |
全幅 | 1,570mm |
全高 | 1,480mm |
ホイールベース | 2,300mm |
トレッド(前/後) | 1,365/1,355mm |
車両重量 | 760kg |
エンジン | MA10S型 (直4・OHC) 987cc |
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最高出力 | 38kW(52ps)/6,000rpm |
最大トルク | 74N・m(7.6kgm)/3,600rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/4リンク |
ブレーキ(前/後) | ディスク/ドラム |
タイヤ | 155/SR12 |
その他 |