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「240Z」は、1970(昭和45)年当初は主に北米向け輸出専用に設定されたモデルで、海外での人気を耳にした日本のファンの声に応える形で、日本でも1971 (昭和46)年11 月に追加されました。搭載されたのは2393cc のL24型エンジンで、最高出力は150ps、最大トルクは21.0kgm と、当時の国産スポーツカー最大級のパワーユニットでした。日本でのグレード展開は240Z・240Z-L・240ZG の3 種で、中でも、この240ZG は最上級グレードです。外観上の最大の特徴は、「G ノーズ(エアロダイナ・ノーズ)」といわれたフロントエンドで、FRP製のノーズピース、ヘッドライトカバー、ワイドタイヤを収める前提のオーバーフェンダーを装着しています。空気抵抗係数を示すCd 値=0.390 と当時のスポーツカーでもトップクラスの小ささで、最高速度は210km/hに到達。トランスミッションは5MT に加えて、3 速AT も用意され、グランドツーリングカーとしての資質も備えていました。
車両詳細
年式 | 1972年 |
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型式 | HS30H型 |
全長 | 4,305mm |
全幅 | 1,690mm |
全高 | 1,285mm |
ホイールベース | 2,305mm |
トレッド(前/後) | 1,355/1,345mm |
車両重量 | 1,010kg |
エンジン | L24型 ( 直6・OHC) 2393cc |
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最高出力 | 110Kw(150ps)/5,600rpm |
最大トルク | 206N・m(21.0kgf・m)/4,800rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/ ストラット( 独立) |
ブレーキ(前/後) | ディスク/ ドラム( アルミフィン付) |
タイヤ | 175HR14 |
その他 |