
画像ダウンロード
プリンス自動車工業から初代のグロリア(BLSI 型)が誕生したのは1959(昭和34)年と日産セドリックより古く、当時のスカイライン(ALSI型)を母体とした派生車でした。1962(昭和37)年9月デビューの2代目・S40系はプリンスなりの「日本の高級車の理想形」を提示した意欲作で、斬新なフラットデッキスタイルと、路面追従性に優れたド・ディオン式リアサスペンション、アルミドラムブレーキなど、当時の最新技術の採用も特徴でした。このスーパー6(S41型)は1963年に追加されたトップグレードで、2ℓクラスでは当時日本初となる直列6気筒SOHC「G7型」エンジンを搭載。この優秀な6気筒エンジンがのちに「スカイラインGT(S54型)」に転用されて活躍したエピソードは有名です。
車両詳細
年式 | 1967年 |
---|---|
型式 | S41D型 |
全長 | 4,650mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,480mm |
ホイールベース | 2,680mm |
トレッド(前/後) | 1,380/1,400mm |
車両重量 | 1,320kg |
エンジン | G7型 (直6・OHC) 1988cc |
---|---|
最高出力 | 77kW(105ps)/5,200rpm |
最大トルク | 157N・m(16.0kgm)/3,600rpm |
サスペンション(前/後) | ダブルウィッシュボーン/ド・ディオン・アクスル |
ブレーキ(前/後) | ドラム/ドラム |
タイヤ | 7.00-13-4PR |
その他 | 変速機 4速(3速+OD)コラム |