ブルーバード

ダットサンブルーバード 1200デラックス

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ダットサン1000(P210/P211)のフルモデルチェンジによって誕生したのが、1959年(昭和34年)にデビューした310型、初代ダットサン・ブルーバードです。低床式ラダーフレームとセミモノコックボディを組み合わせた軽量、高剛性のボディ&シャシーは、基本性能が高く、信頼性の面でも評価されました。デビュー当初の乗車定員は4名でしたが、同年10月にリヤシートの幅が40mm広げられて5名乗車が可能になり、タクシーの利用者からは同じ料金で5人乗れることが歓迎されました。搭載された直列4気筒OHVのエンジンは、C1型988ccとE1型1189ccがありました。車両型式が311型となった1960年(昭和35年)のマイナーチェンジを機に、C型34⇒45馬力、E1型43⇒55馬力にパワーアップが図られるとともに、1速がノンシンクロだったトランスミッションはフルシンクロ化されました。当時の日本車では唯一のフルシンクロミッション採用車です。さらに、1961年(昭和36年)のマイナーチェンジで車両型式が312型となり、フロントグリルやメーターパネルのデザインを変更。それまで「柿の種」の愛称で呼ばれていたリヤコンビランプも大型の新意匠のものに変更されています。このクルマは最終型となる312型の1200ccエンジン搭載のデラックスグレードです。

車両詳細

年式 1962年
型式 P312型
全長 3,915mm
全幅 1,496mm
全高 1,470mm
ホイールベース 2,280mm
トレッド(前/後) 1,209/1,194mm
車両重量 900kg
エンジン E1型 (直4・OHV) 1189cc
最高出力 40Kw(55ps)/4,800rpm
最大トルク 86N・m(8.8kgm)/3,600rpm
サスペンション(前/後) ウィッシュボーン(独立)/縦置リーフ
ブレーキ(前/後) ドラム/ドラム
タイヤ 5.60-13-4PR
その他