フェアレディ

ダットサンフェアレディ1500 第1回日本グランプリ B-IIカテゴリー優勝車

SNSでシェアしようfacebooktwitter

画像ダウンロード

1961(昭和36)年の第8回東京モーターショーで発表、翌年に発売されたのがダットサンフェアレディ1500(SP310型)です。型式名のとおりダットサン310型(初代ブルーバード)のシャシーへセドリック30型のエンジンを搭載し、それまでにない低重心でスポーティなスタイリングで話題をさらいました。エンジンは1.5ℓで最高出力は71馬力、最大トルクは11.5kgm を発生。輸出仕様はさらにツインキャブレターを採用し80馬力にまでパワーアップしていました。このクルマは1963年、「第1回日本GPレース」のB-IIカテゴリーで優勝したマシンそのもので、ドライバーは後の SCCN(日産スポーツカークラブ)の会長・田原源一郎が務めました。

車両詳細

年式 1963年
型式 SP310型
全長 3,910mm
全幅 1,495mm
全高 1,275mm
ホイールベース 2,280mm
トレッド(前/後) 1,213/1,198mm
車両重量 835kg
エンジン G型 (直4・OHV・SUツインキャブ) 1488cc
最高出力 59kW(80ps)/5,600rpm
最大トルク 118N・m(12.0kgm)/4,000rpm
サスペンション(前/後) ダブルウィッシュボーン/縦置リーフ
ブレーキ(前/後) ドラム/ドラム
タイヤ 5.60-13-4P
その他 1963年第1回日本グランプリ・B-IIレース優勝車、田原源一郎選手