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1936年(昭和11年)5月に登場したダットサン15型フェートンです。フェートンとは、4人乗りセダンを幌付きにした仕様です。搭載エンジンは1935年に登場した14型と同じ722cc(7型)で、排気量こそ同じですが、圧縮比を5.2から5.4に上げることで、16馬力と1馬力向上させています。現在でこそクルマにとって1馬力は大きなパワーアップには感じられないかもしれませんが、当時では着実な進化といえるものです。エクステリアでは、ラジエーターグリルの左上に角型のDATSUNバッジが付いたのが15型の特徴ですが、このクルマでは残念ながら欠品となっています。さらに、ボンネット真横にあるルーバーのデザインも14型のシンプルな縦縞のものから、5つ連なるような横長形状のデザインに変わっています。
車両詳細
年式 | 1936年 |
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型式 | 15型 |
全長 | 3,187mm |
全幅 | 1,190mm |
全高 | 1,600mm |
ホイールベース | 2,005mm |
トレッド(前/後) | 1,038/1,049mm |
車両重量 | 610 kg |
エンジン | 7型 (直4・SV) 722cc |
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最高出力 | 12kW(16ps)/3,600rpm |
最大トルク | ----/---- |
サスペンション(前/後) | 横置リーフ/縦置リーフ |
ブレーキ(前/後) | ロッド式ドラム/ロッド式ドラム |
タイヤ | 4.00-16 バルーン |
その他 |