スカイライン

プリンス・スカイライン 2000GT

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プリンス自工から1965 (昭和40)年2 月に登場したスカイライン2000GT(S54B-2 型)は、前年の3 月に発表されたスカイラインGT(S54A-1 型)をより洗練させたグランドツーリングカーでした。ウェーバー製のキャブレターを3 連装し、当時としては図抜けた125ps のパワーを誇りました。最高速度も180km/hに達し、国産最速のスポーツセダンとして憧れを集めます。そのハイパワーに対応すべくシャシーも強化され、フロントディスクブレーキや前後のスタビライザーも装備しています。もともとS50 系スカイラインの特長だったシャシーのメンテナンスフリー化(ノングリースアップ)も歓迎されました。カタログには、シックなセダンボディと内に秘める高性能の組合せを「羊の皮を着た狼とでも言えましょう」と表現していました。

車両詳細

年式 1965年
型式 S54B-2型
全長 4,255mm
全幅 1,495mm
全高 1,410mm
ホイールベース 2,590mm
トレッド(前/後) 1,265/1,255mm
車両重量 1,070kg
エンジン G7型 ( 直6・OHC・ウェーバー40DCOE × 3) 1988cc
最高出力 92kW(125ps)/5,600rpm
最大トルク 167N・m(17.0kgf・m)/4,400rpm
サスペンション(前/後) ダブルウィッシュボーン/ 縦置リーフ トルクロッド付
ブレーキ(前/後) ディスク/ ドラム
タイヤ 5.60-13-6PR
その他