スカイライン

プリンス・スカイラインスポーツ クーペ 1960年トリノ国際自動車ショー出品車

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デザイン先進国イタリアの著名デザイナー、ジョヴァンニ・ミケロッティのスタイリングによるスカイラインスポーツは、1960年、本場イタリアのトリノ国際自動車ショーでデビューしました。従来の国産車には全くなかった高級スポーツクーペで、イタリアのデザインを採用した初の国産車としても知られます。このクルマは、イタリアの工房で製作され、トリノショーに出品されたショーカーそのものです。生産車とは異なり、インサイドミラーには1960年のローマオリンピックを記念した五輪マークが刻印され、他にもグリルのバッジやエンブレムなど、生産型とは微妙な差がみられます。ショーにはこの青のクーペの他に、白のコンバーチブルも展示されました。エンジンとシャシーはグロリア用を流用し、1862cc の直列4気筒は94馬力を発生しました。

車両詳細

年式 1960年
型式 BLRA-3型
全長 4,650mm
全幅 1,695mm
全高 1,385mm
ホイールベース 2,535mm
トレッド(前/後) 1,338/1,374mm
車両重量 1,350kg
エンジン GB4型 (直4・OHV) 1862cc
最高出力 69kW(94ps)/4,800rpm
最大トルク 153N・m(15.6kgm)/3,600rpm
サスペンション(前/後) ダブルウィッシュボーン/ド・ディオン・アクスル
ブレーキ(前/後) ドラム/ドラム
タイヤ 5.90-15-4PR
その他 海外デザイナーによる日本初の市販車の元となるショーカー