
画像ダウンロード
ダットサンフェアレディ(SPL212 型)は1960 (昭和35) 年1 月から北米輸出専用車として発売され、小型スポーツカーとして自動車先進国アメリカで一定の評価を獲得しました。同年10 月にSPL213 型へとマイナーチェンジを受け、従来と同じ1189cc エンジンながら圧縮比を7.5 から8.2 に変更するなどで48psから55ps へパワーアップされます。これらダットサンフェアレディシリーズの生産台数はSPL212・213 型合計でも500 台程度だったため、現存する車両は貴重です。このクルマは大きな曲線を描くモールで分割された赤と白のツートーンカラーがおしゃれなSPL213 型で、L は左ハンドル(left-hand drive)を示す記号です。
車両詳細
年式 | 1961年 |
---|---|
型式 | SPL213型 |
全長 | 4,025mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,380mm |
ホイールベース | 2,220mm |
トレッド(前/後) | 1,186/1,177mm |
車両重量 | 890kg |
エンジン | E1型 ( 直4・OHV) 1189cc |
---|---|
最高出力 | 40kW(55ps)/4,800rpm |
最大トルク | 86N・m(8.8kgf・m)/3,600rpm |
サスペンション(前/後) | トーションバー( 独立) / 縦置リーフ |
ブレーキ(前/後) | ドラム/ドラム |
タイヤ | 5.20-14-4PR |
その他 | SPL213のカタログ所蔵がないため、SPL212 の値と、同時期の310型ブルーバードのエンジン出力値を参考としました。 |