画像ダウンロード
1989年(平成元年)8月、8代目スカイラインR32型で劇的な復活を遂げたGT-Rは、翌1990年(平成2年)3月の全日本選手権開幕戦でレースデビューを果たしました。その後、グループAによる全日本選手権が終了する1993年(平成5年)までの4年間、4シーズン全29戦をすべて優勝するという前人未踏の記録を残しました。2568cc直列6気筒DOHCターボエンジンは、550馬力という大出力を発生するまで鍛え上げられていました。このクルマは、カーナンバー「12」を付けて1990年のチャンピオンに輝いたカルソニック・スカイラインチーム(星野一義/鈴木利男組)のレース車仕様です。カルソニックチームは、1993年にも星野一義/影山正彦のコンビで再びシリーズタイトルを獲得しました。
車両詳細
年式 | 1990年 |
---|---|
型式 | BNR32型 |
全長 | 4,545mm |
全幅 | 1,755mm |
全高 | 1,340mm |
ホイールベース | 2,615mm |
トレッド(前/後) | 1,610/1,530mm |
車両重量 | 1,250kg以上 |
エンジン | RB26DETT型 (直6・4バルブ DOHC・ツインターボ) 2568cc |
---|---|
最高出力 | 405kW(550ps)/7,600rpm |
最大トルク | 490N・m(50.0kgm)/6,000rpm |
サスペンション(前/後) | マルチリンク/マルチリンク |
ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
タイヤ | 265-700-18 |
その他 | 1990年全日本ツーリングカー選手権シリーズチャンピオン(星野一義/鈴木利男組) |