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戦前のダットサンシリーズは、日産自動車の創業まもない1935(昭和10)年、「ダットサン14 型」から始まった日本初の大量一貫生産によって、それまでにない低価格と高品質を実現し、日本の生活シーンに徐々に浸透していきます。同時に、ダットサンは毎年のように年次改良を重ねるいっぽう、価格をしだいに下げていきました。このクルマは1937(昭和12)年発売の「16 型」で、ボディタイプは4 座席+ソフトトップの「フェートン」です。16 型にはこのほかにセダン・ロードスター・クーペ・ピックアップトラック・ライトバンを取り揃え、お客さまの幅広いニーズに応えました。しかし、当時の日本の戦時体制によって、民生用ダットサン車の系譜は1939(昭和14)年を最後にいったん途絶えてしまいます。なお、この個体は、動態ではなく展示専用車として2019(令和1)年に再生されています。
車両詳細
年式 | 1937年 |
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型式 | 16型 |
全長 | 3,129mm |
全幅 | 1,190mm |
全高 | ----mm |
ホイールベース | 2,005mm |
トレッド(前/後) | 1,038/1,049mm |
車両重量 | 610kg |
エンジン | 7型 (直4・SV) 722cc |
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最高出力 | 12kW(16ps)/3,600rpm |
最大トルク | ----/---- |
サスペンション(前/後) | 横置リーフ/縦置リーフ |
ブレーキ(前/後) | ロッド式ドラム/ロッド式ドラム |
タイヤ | 4.00-16 バルーン |
その他 |