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1967年(昭和42年)3月、ダットサン・フェアレディの2代目SP310型に、強力な2000ccエンジンを搭載したモデルが誕生(SR311型)しました。フェアレディ1600に追加発売されたこのモデルは、1982ccのU20型直列4気筒OHCエンジンと、ポルシェタイプシンクロを持つ5速トランスミッションを搭載。さらにソレックスツインキャブレターを装着し、最高出力は145馬力を発揮しました。最高速度は205km/hを記録し、日本車初の200km/hオーバーカーとなりました。同年5月に開催された「第4回日本グランプリ」のGTクラスでは、このフェアレディ2000が1位~3位を独占と、その実力を十分に発揮。1969年(昭和44年)に後継のフェアレディZが登場するまで、数々のレースで輝かしい成績を残しました。このクルマは、対米輸出仕様の左ハンドル車です。エンジンはSUツインキャブ仕様で、135馬力を発揮しました。
車両詳細
年式 | 1968年 |
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型式 | SRL311型 |
全長 | 3,955mm |
全幅 | 1,495mm |
全高 | 1,325mm |
ホイールベース | 2,280mm |
トレッド(前/後) | 1,275/1,200mm |
車両重量 | 960kg |
エンジン | U20型 (直4・OHC) SUツインキャブ 1982cc |
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最高出力 | 99kW(135ps)/6,000rpm |
最大トルク | 178N・m(18.2kgm)/4,400rpm |
サスペンション(前/後) | ダブルウィッシュボーン/縦置リーフ |
ブレーキ(前/後) | ディスク/ドラム |
タイヤ | 5.60S-14-4PR |
その他 |