スカイライン

スカイライン GT-R

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8 代目スカイライン・R32 型は1989 (平成1)年5 月に発売されました。それから3 か月後の8 月には、実に16 年ぶりの復活となった「GT-R」が登場し、大きな話題を呼びました。GT-R のために専用設計された2.6 ℓ・直列6 気筒DOHC ツインターボエンジン「RB26DETT 型」は、当時の国産車最強の280 馬力を発生。駆動方式には、FR ベースながら路面状況に応じた高度な電子制御で前後輪に自在に駆動力を配分する電子制御トルクスプリット4WD システム「アテーサE-TS」を採用しています。サスペンションも新開発の4 輪マルチリンク方式に一新し、セダン派生型のスポーツカーとしては世界トップクラスの運動性能を実現しました。このGT-Rは、実戦でも期待通りの大活躍を見せ、1990 (平成2)年~ 1993 (平成5)年の全日本ツーリングカー選手権(JTC)では4 シーズン29 戦29 勝0 敗という完璧な戦績を残しています。同様に、ベルギー・スパ24 時間などの海外レースでも高い評価を得ました。

車両詳細

年式 1989年
型式 BNR32型
全長 4,545mm
全幅 1,755mm
全高 1,340mm
ホイールベース 2,615mm
トレッド(前/後) 1,480/1,480mm
車両重量 1,430kg
エンジン RB26DETT型 ( 直6・4バルブ DOHC・ツインターボ) 2568cc
最高出力 206kW(280ps)/6,800rpm
最大トルク 353N・m(36.0kgf・m)/4,400rpm
サスペンション(前/後) マルチリンク/ マルチリンク( 独立)
ブレーキ(前/後) ベンチレーテッドディスク/ ベンチレーテッドディスク
タイヤ 225/50R16 92V
その他