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1987(昭和62)年6月に発売された7代目セドリック/8代目グロリア・Y31型は、従来の高級乗用車セグメントに欠けていた「ドライビングの楽しさ」を強く追求したモデルでした。その性格をよく表すのが、従来からの「ブロアム」に加えて新設定された「グランツーリスモ」シリーズです。セドリック/グロリアとして初採用の4輪独立懸架やDOHCエンジンなどの優れたハードウェアによって格段に高められた走行性能は、当時の高級車市場に新鮮な驚きをもって迎えられました。特に、このクルマに積まれた2ℓ・V型6気筒DOHCターボエンジンの「VG20DET型」はフリクション(抵抗)の少ないセラミックターボを日産で最初に採用した高性能パワーユニットで、このY31型グランツーリスモに初搭載され、初期型で185ps、 1989(平成1)年からの後期型では210psを発生しました。
車両詳細
年式 | 1991年 |
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型式 | Y31型 |
全長 | 4,690mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,400mm |
ホイールベース | 2,735mm |
トレッド(前/後) | 1,440/1,455mm |
車両重量 | 1,540kg |
エンジン | VG20DET型 (V6・4バルブ DOHC・ターボ) 1998cc |
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最高出力 | 154kW(210ps)/6,800rpm |
最大トルク | 265N・m(27.0kgm)/3,600rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/セミトレーリングアーム(独立) |
ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
タイヤ | 205/65R15 93H |
その他 |