
画像ダウンロード
ダットサン、ブルーバード、フェアレディZ、バイオレット、シルビアなどバラエティに富んだマシンを投入し、日産は過酷な海外ラリーに積極的にチャレンジしてきました。1990年(平成2年)に誕生した4代目パルサー(N14型)のスポーツモデル・GTI-Rは、1991年(平成3年)と1992年の世界ラリー選手権(WRC)に参戦しました。パルサーGTI-Rが、コンパクトなボディに強力な直列4気筒DOHCターボのSR20DET型エンジンを搭載し、アテーサE-TSという日産独自の4WDシステムを採用していたことなどが、ラリー参戦のために白羽の矢が立てられた理由です。実戦では、エンジンパワーを300馬力にまでパワーアップ。このクルマは1992年(平成4年)、S・ブロンクビスト/B・メランダー組が、イギリスのRACラリーに出場したマシンです。
車両詳細
年式 | 1992年 |
---|---|
型式 | RNN14型 |
全長 | 3,975mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,400mm |
ホイールベース | 2,430mm |
トレッド(前/後) | 1,445/1,435mm |
車両重量 | 1,150kg以上 |
エンジン | SR20DET型 (直4・4バルブ DOHC・ターボ) 1998cc |
---|---|
最高出力 | 221kW(300ps)/6,400rpm |
最大トルク | 392N・m(40.0kgm)以上/5,200rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/パラレルリンクストラット |
ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
タイヤ | 195/70R16 |
その他 | 1992年WRC・RACラリー(英国)出場車 #12 S・ブロンクビスト/B・メランダー組(リタイア) |